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「米政権は為替を極めて真剣にとらえている」との見方を示した。6日の欧米市場ではムニューシン米財務長官の発言を受けてリスク回避的なドル売りが観測された。市場参加者の間では、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の議会証言と英国の総選挙はリスク要因との見方が多いようだが、通商・為替問題に対する警戒感が再浮上しつつある。
なお、5月下旬以降、対米ドルで人民元は強い動きを見せているが、人民元高・米ドル安の流れは円高・米ドル安を促す可能性がある。米6月利上げの可能性は高いものの、利上げ実施後も対米ドルで人民元の上昇が続いた場合、米ドル・円相場が円高方向に振れる可能性はやや高まると予想される。
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