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9410円。円相場は1ドル155円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。エヌビディアなど半導体株の反発により、前日までのDeepSeekショックによるパニック的な売りから、買い戻しの動きが強まりそうである。特に直近で日経平均株価を押し下げたアドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>の3銘柄への自律反発狙いの動きが強まるかが注目される。アドバンテストは本日決算を控えていることもあり、リバウンド狙いの買いが意識されやすいだろう。
日経225先物はナイトセッションで75日線を支持線としたリバウンドにより、25日線を上回ってきた。自律反発の域は脱せそうにないだろうが、値幅調整としては一巡感が意識されるなか、押し目狙いの買いは入りやすいと考えられる。昨日の日経平均株価は25日、75日線を割り込んできており、まずは75日線水準での底固めを見極めつつ、25日線突破を意識したスタンスに向かわせよう。
また、直近では値がさハイテク株の一角が売られる一方で、内需系の強さが目立っており、東証プライムの騰落銘柄も値上がり数が過半数を占めていた。ハイテク株の買い戻しが強まる局面では、リバランスの動きがありそうだ。もっとも、ハイテク株の買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、再び内需系にシフトすることになりそうだ。
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