[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;34243.99;+323.59TOPIX;2519.95;+21.92


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比323.59円高の34243.99円と、前引け(34212.29円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は34190円-34300円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=142.50-60円と午前9時頃から60銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.2%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で底堅く推移し1.3%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。前場に引き続き、日米関税交渉への期待感が株価支援要因となっているようだ。また、ダウ平均先物が時間外取引で堅調に推移していることも東京市場の安心感となっているもよう。
一方、日米関税交渉は始まったが、具体的内容は明らかになっておらず、楽観視するのはまだ早いとして積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、石油石炭製品、機械、その他製品が上昇率上位となっている一方、倉庫運輸関連、水産・農林業、小売業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、IHI<7013>、川崎重<7012>、サイバー<4751>、三菱重<7011>、スクリーンHD<7735>、中外薬<4519>、三菱電<6503>、ダイキン<
6367>、アドバンテスト<6857>、ホンダ<7267>が高い。一方、神戸物産<3038>、ニトリHD<9843>、古河電工<5801>、東エレク<8035>、信越化<4063>、第一三共<4568>、キーエンス<6861>、デンソー<6902>、武田薬<4502>、楽天銀行<5838>が下落している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 後場の日経平均は323円高でスタート、川崎重や三菱重などが上昇