[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;33096.04;-146.55TOPIX;2412.52;-17.78


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比146.55円安の33096.04円と、前引け(33122.21円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32860円-32920円のレンジで弱含みもみ合い。ドル・円は1ドル=147.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。
アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.3%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で軟調で0.5%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日本時間の明日未明に、米国で連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)
議長の記者会見が行われることから、これらを見極めたいとして積極的な買いは限定的となっているようだ。一方、前日に軟調だった値嵩株の一角が今日の前場は底堅く推移し、市場の安心感となっているもよう。

 セクターでは、鉱業、石油石炭製品、電気・ガス業が下落率上位となっている一方、陸運業、海運業が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、関西電<9503>、INPEX<1605>、味の素<2802>、ENEOS<5020>、日産自<7201>、オリックス<
8591>、トヨタ<7203>、ニデック<6594>、イビデン<4062>、神戸鋼<5406>が下落。一方、キーエンス<6861>、ルネサス<6723>、商船三井<9104>、アドバンテスト<6857>、JT<2914>、東京海上<8766>、三井住友<8316>、デンソー<6902>、レーザーテック
<6920>、ソシオネクスト<6526>が上昇している。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 後場の日経平均は146円安でスタート、関西電やINPEXなどが下落