[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22160.52;+140.37TOPIX;1633.91;+13.83

[寄り付き概況]

 26日の日経平均は前日比140.37円高の22160.52円と大幅反発で取引を開始した。25日の米国株式相場は上昇。米民主党がトランプ大統領の弾劾調査を開始したが、現職大統領の弾劾には共和党が多数派の上院で3分の2の賛成が必要であることから、弾劾は困難であるとの見方が広がった。日本との貿易協定締結で合意したほか、中国との早期合意を示唆したことから上昇し、堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は
大阪比85円高の21885円。円相場は1ドル107円70銭付近と、前日からは円安に振れて推移している。この流れから日経平均は100円を超える上げ幅で反発しての寄り付きとなった。ただ、その後は上げ幅を縮める展開となっている。

 業種別では、医薬品、鉱業がマイナスで推移しているのを除き、鉄鋼、海運業、ガラス・土石製品、機械、非鉄金属、石油・石炭製品、建設業などを筆頭にほぼ全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、ファナック<6954>、コマツ<6301>、南海電鉄<9044>、大和証G<8601>、村田製作所<6981>などがプラスで推移。一方、アドバンテスト<6857>、コロプラ<3668>、ファーストリテ<9983>、ゼンショーHD<7550>などがさえない動きとなっている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は140円高でスタート、ファナック、コマツなどが上昇