日経平均は206円高でスタート、ソフトバンクGやスズキが堅調

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;20467.22;+206.18TOPIX;1491.72;+13.69

[寄り付き概況]

　27日の日経平均は前日比206.18円高の20467.22円と大幅に反発で取引を開始した。26日の米国株式相場は上昇。米中貿易摩擦を巡って週末に対決姿勢を鮮明にしていたトランプ大統領だが、G7で米中交渉再開に前向きな姿勢を示すと、警戒感が和らぎ買いが先行。前週末の大幅下落を受けた買い戻しの動きもあり、終日堅調推移となった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比240円高の20540円。円相場は1ドル105円90銭後半で推移している。この流れから日経平均は反発での寄り付きとなった。その後も上げ幅を拡げる展開となっている。

　業種別では、石油・石炭製品、海運業、機械、輸送用機器、情報・通信業、電気機器、繊維製品、銀行業などを筆頭に全業種がプラスで推移している。売買代金上位では、SUBARU<7270>、KLab<3656>、スズキ<7269>、ソフトバンクG<9984>、安川電機<6506>、太陽誘電<6976>など上位銘柄がほぼ全てプラスで推移している一方、リクルートホールディングス<6098>がさえない動きとなっている。


＜US＞