[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20400.51;+44.23TOPIX;1677.77;+3.02

[寄り付き概況]

 2日の日経平均は小幅反発でスタートした。前週末の米国市場では、税制改革案の恩恵を受けるハイテク株が選好される一方で、同法案の成立に懐疑的な見方や赤字拡大を懸念する向きから積極的な買いが入りにくく、上値の重い展開となった。インフレ指標の一つである個人消費支出(PCE)の伸びが予想を下振れたが、ハリケーンの影響も加味され相場への影響は限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の20350円となり、為替相場は1ドル112円60銭台で推移している。本日の日経平均は、前週末の米株高などの流れを受けて買い先行となった。また、本日発表された9月の全国企業短期経済観測調査(短観)における大企業製造業DIが、4期連続の改善となったことなども支援材料に。

 セクターでは、ガラス土石製品、金属製品、電気ガス、パルプ紙などが上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、小野薬<4528>、ファナック<6954>、東京エレクトロン<8035>、ファーストリテ<9983>、アステラス製薬<4503>が上昇。一方で、日産自<7201>、日本郵政<6178>、リクルートHD<6098>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、武田薬<4502>、三菱商事<8058>、パナソニック<6752>、TDK<6762>、三井物産<8031>は下落している。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 日経平均は小幅反発でスタート、前週末の米株高などの流れ受け買い先行