[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;30303.37;+148.83
Nasdaq;12764.75;+106.56
CME225;26750;-20(大証比)

[NY市場データ]

17日のNY市場は上昇。ダウ平均は148.83ドル高の30303.37ドル、ナスダックは106.56ポイント高の12764.75ポイントで取引を終了した。追加経済対策を巡り与野党が合意に近いと楽観的見方が強まったほか、モデルナの新型コロナワクチンの緊急使用に関し、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会の会合を控え勧告への期待に寄り付き後上昇した。
しかし、週次失業保険申請者数が予想外に前週から増加し3カ月ぶりの高水準となったため労働市場が再び悪化し始めたとの警戒感から上げ幅を縮小。引けにかけては、連邦準備制度理事会(FRB)が当面大規模緩和を継続する方針であることや追加財政支援への期待が支えとなり、堅調に推移し史上高値を更新した。セクター別では耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、電気通信サービスが下落。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の26750円。ADRの日本株はファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、HOYA<7741>、富士通<6702>、資生堂<4911>、TDK<6762>が堅調。半面、トヨタ<7203>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、ブリヂストン<5108>、日東電<6988>が冴えないなど、対東証比較(1ドル103.11円換算)で高安まちまち。
<FA>
情報提供元: FISCO
記事名:「 17日のNY市場は上昇