[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;26118.02;-285.26
Nasdaq;7874.16;-88.72
CME225;20590;-70(大証比)

[NY市場データ]

3日のNY市場は下落。ダウ平均は285.26ドル安の26118.02、ナスダックは88.72ポイント安の7874.16で取引を終了した。1日に米中両国が追加関税を発動した後、中国が米国を世界貿易機関(WTO)に提訴するなど米中貿易摩擦の深刻化懸念から、大きく下落して始まった。8月ISM製造業景況指数が約3年ぶりに節目となる50を下回り、景気減速への警戒感が広がったほか、英国のEU離脱を巡る混乱も嫌気され、投資家心理の悪化から終日軟調となった。セクター別では、公益事業や不動産が上昇する一方で半導体・半導体製造装置や資本財が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の20590円。ADRの日本株はファーストリテ<9983>、オムロン<6645>が堅調な他は、トヨタ<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、三井住友<8316>、ブリヂストン<5108>、TDK<6762>、日東電<6988>など、対東証比較(1ドル105.94円換算)で全般冴えない。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 3日のNY市場は下落