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3日のNYダウは344.11ドル高の44828.53ドル、ナスダック総合指数は207.97pt高20601.10pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比400円高の40120円だった。本日は米国株高や円安進行を映して買いが先行して始まりそうだ。前日は様子見ムードが強まるなか、狭いレンジ内の動きにとどまった。ローソク足は小陰線を形成し、売り買いが拮抗する状況を窺わせた。注目の6月の米雇用統計は市場予想を上回る結果となり、米景気に対する懸念が後退したほか、米政府が5月に導入した半導体設計ソフトの対中輸出規制を撤回したことが2日に明らかになり、米中通商交渉の進展への期待も前日の米国市場を押し上げる要因になった。本日は半導体関連など値がさ株中心に買いが継続することが予想される。海外市場で一時1ドル=145円台まで進んだ円安も相場を支えよう。ただ、4日の米国市場は独立記念日で休場となるだけに、海外投資家の動きが鈍いことが想定されるだけに、短期筋などの仕掛け的な動きに振れ幅が大きくなる可能性はある。また、日米通商交渉の行方も気掛かり要因で、買いの勢いが鈍ると持ち高調整売りが出やすくなりそうで、上値の重さが意識されることもありそうだ。上値めどは節目の40000円や心理的節目の40500円、下値のめどは心理的な節目の39500円や39000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限40200円-下限39700円
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