[本日の想定レンジ]

8日は、米NYダウが75.12ドル高の25316.53、ナスダック総合指数が10.44pt高の7645.51、シカゴ日経225先物は大阪日中取引比10円高の22630円。8日の東京市場では日経平均が反落したが、5日線と25日線の短期ゴールデンクロスが完成。新値3本足の陽転もあり、短中期的な相場上昇が示唆されている。このため、11日朝は円相場が強含んでいるが、日経平均が下げても25日線(22589.62円)付近で下げ止まるとみられる。一目均衡表で株価が基準線を上回っているほか、遅行線が株価の上に位置して強気シグナルを発していることもあり、円相場が軟化に転じるなどプラス材料さえあれば相場全体として買い優勢に傾きやすいだろう。ボリンジャーバンドでは、8日大引けで日々線が中心線から+1σのレンジ内に収まっている。大勢では5月30日の-3σ割れからの反転局面が続いているとみられ、+1σに引き寄せられる形で買いが強まる場面がありそうだ。

[予想レンジ]

上限 22750円−下限 22550円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 円高で売りでも25日線で下げ止まり、ミニGCで短中期は上向き示唆