[本日の想定レンジ]
 3日のNY市場は上昇。米景気に楽観的な見方が広がり買い先行となり、9月新車販売台数が予想を上回ったことが好感され、連日で最高値を更新。ダウ平均は84.07ドル高の22641.67、ナスダックは15.00ポイント高の6531.71。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75日高の20675円。
 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行しようが、その後は米雇用統計の前哨戦となるADP雇用報告を控えていることもあり、高値圏でのこう着になろう。昨日は大幅上昇で足元のもち合いレンジである20250-20450円処を上放れた。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移するなか+1σに沿った値動きをみせていたが、これを上放れて+2σに接近。+2σは20770円辺りまで切り上がっており、過熱感は出ていない。一目均衡表は上昇する転換線が支持線として機能する格好での上昇をみせている。MACDは5月以来の200を超えてきている。シグナルとの乖離は開いており、陽転シグナルが継続しているが、ここからはややピーク感を警戒しての順張りといったところだろう。20600-20700円のレンジを想定。


[予想レンジ]

上限 20700円−下限 20600円



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ややピーク感を警戒しての順張りスタンス