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2日のNY市場は上昇。トランプ政権が公表した税制改革案の実現期待から投資家心理が改善するなか、予想を上振れた9月ISM製造業景況指数や米長期金利の上昇が好感された。ダウ平均は152.51ドル高の22557.60、ナスダックは20.76ポイント高の6516.72。シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の20470円。
米株高の流れを受けたシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、年初来高値を更新してくることになろう。昨日は5日線を上回って始まり、その後は日中値幅が50円程度の狭いレンジ取引が続いた。ボリンジャーバンドでは、引き続き上昇する+1σに沿った形での値動きであり、+1σと+2σとのレンジ内での推移。このバンドが切り上がっていることもあり、これに沿った下値切り上げのトレンドを形成する格好になりそうだ。MACDは198まで上昇してきており、そろそろピーク感が意識されてくるところ。高値更新後は次第にこう着感が強まりそうである。また、もち合いレンジの上限でもあるため、戻り待ちの売り圧力も強まりやすい面はある。20350-20550円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20550円−下限 20350円
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