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27日のNY市場は下落。欧州中銀のドラギ総裁が欧州のデフレ圧力はリフレに変わったとの見解を示したほか、米6月消費者信頼感指数、地区連銀製造業指数、住宅価格指数が軒並み予想を上回ったことで長期金利が上昇、株式市場では売りが先行。その後、共和党上院がオバマケア代替法案の採決を持ち越したことが嫌気されて下げ幅を広げている。ダウ平均は98.89ドル安の21310.66、ナスダックは100.53ポイント安の6146.62。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の20145円。
引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。前日の配当再投資といった需給要因がなくなるため、利食い優勢の展開になりやすい。一方で、円安や原油相場の上昇が下値の堅さにつながりそうである。利食い優勢ながら5日線レベルでの攻防といったところであろう。ボリンジャーバンドでは緩やかに上昇傾向にある+1σと+2σとのレンジ内での推移が続こう。20100-20300円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 20300円−下限 20100円
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