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24日のNY市場は上昇。FOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなった。
発表後は、バランスシートの縮小ペースが比較的緩やかであることが好感された。ダウ平均は74.51ドル高の21012.42、ナスダックは24.31ポイント高の6163.02。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の19725円。
FOMC議事録を受けた為替反応も限られており、こう着感の強い相場展開が続きそうである。日経平均はボリンジャーバンドでは+1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移が続いているが、+1σに近づく格好。パラボリックのSAR値は+1σに接近しており、+1σを捉えてくるようだと、陽転シグナルを発生させてくる。
価格帯別出来高では商いが膨らんでいるところであり、強弱感が対立しやすいが、年初からの上値抵抗だった19700円処が支持線として機能しており、底堅さが意識されそうだ。+1σ辺りを意識してくるかを見極めたいところ。19650-19850円のレンジを想定。
[予想レンジ]
上限 19850円−下限 19650円
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