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7日のNY市場は上昇。堅調な主要企業決算に加えて、12月貿易収支で赤字幅が縮小したことが好感され、買いが先行。原油相場の下落に伴い、午後にかけて上げ幅を縮小したものの、前日にフィラデルフィア連銀総裁が米景気に楽観的な姿勢を示し、トランプ政権が打ち出す政策が経済に与える影響を議論するには時期尚早としたことが下値を支えた。ダウ平均は37.87ドル高の20090.29、ナスダックは10.67ポイント高の5674.22。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の18950円。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開となろう。ただ、その後は5日辺りに上値を抑えられる格好での狭いレンジ取引が続きそうである。また、13週線での攻防が続いているが、これを支持線とするか、若しくは抵抗に変わるかによって来週以降のトレンドが意識されてくるため、強弱感が対立しやすい水準であろう。
昨日の日経平均は4日ぶりに陽線を形成しており、直近ボトム圏での底堅さは意識されるが、一目均衡表では雲上限を割り込み、転換線、基準線が抵抗となるなか、戻り待ちの売り圧力が次第に強まることになりそうだ。価格帯別出来高では19100-19400円辺りで積み上がっているが、18800-18900円処でも積み上がりをみせてきている。現在のボトム水準であり、これを割り込んでくると、18500円辺りまでは速そうだ。18800-
19000円のレンジを想定する。
[予想レンジ]
上限 19000円−下限 18800円
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