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また、米長期金利の低下が一服していることや、米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は、先週の動きを含めて今年3〜4回の利上げを想定していると述べたことも買い戻しを誘った。さらに、日銀の黒田総裁は都内で講演し、現在の物価動向は2%上昇の目標には距離があり、「現時点において金融緩和度合いを緩める理由はない」と述べたことも安心感につながった。
大引けの日経平均は前日比177.22円高の19262.53円となった。東証1部の売買高は18億
2174万株、売買代金は2兆1455億円だった。業種別では、パルプ紙、電力ガス、銀行、金属製品が上昇率上位だった。一方、石油石炭、海運、鉱業が下落率上位だった。
個別では米長期金利の低下が一服するなか、メガバンク3行など金融株が堅調。指数インパクトの大きいファーストリテイ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>などが強い。一方で、ソフトバンクG<9984>が冴えない。
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