本日のマザーズ指数は大幅に3日続伸となった。米ナスダック総合指数の上昇や円安基調を背景に、本日のマザーズ銘柄にも朝方から買いが先行した。また、日経平均が約8カ月ぶりに24000円の大台を回復するなど良好な外部環境を背景に、時価総額上位銘柄が揃って上昇。また、そーせい<4565>やGNI<2160>のほか、GTS<4584>といった材料のあったバイオ株による大幅高も個人投資家のマインド改善に大きく寄与した。なお、売買代金は概算で1129.97億円。騰落数は、値上がり182銘柄、値下がり65銘柄、変わらず4銘柄となった。
 値上がり率上位では、エクスモーション<4394>がストップ高となったほか、GNI<2160>やレントラックス<6045>はストップ高比例配分になった。GNIは、中国でF351の肝線維症を適応症とする第2相臨床試験で良好な結果が認められた。売買代金上位では、「オラビ錠口腔用50mg」の日本での製造販売承認を取得したそーせい<4565>が13%高となったほか、イーエムネットジャパン<7036>、ips<4390>、メルカリ<4385>も上昇した。一方で、アンジェス
<4563>が13%安になったほか、フィンテックグローバル<8789>、エンバイオHD<6092>はマイナス圏で引けた。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅続伸、日経平均24000円台乗せが追い風、GNIがストップ高