本日のマザーズ指数は4日続伸。米ナスダック総合指数が史上最高値を更新するなど米国株の上昇を背景に投資家心理が改善し、マザーズ市場も買いが先行。一気に節目の1000ptを回復すると、その後も終日堅調な値動きとなり、マザーズ指数はきょうの高値圏で取引を終えた。なお、売買代金は概算で972.03億円。騰落数は、値上がり205銘柄、値下がり52銘柄、変わらず6銘柄となった。
 売買代金上位銘柄では、エクストリーム<6033>やユーザベース<3966>が2桁上昇となった他、12%高まで買われたそーせい<4565>を筆頭に、サンバイオ<4592>、アンジェス<4563>、オンコリス<4588>なども大きく上昇するなどバイオ株物色が活発となった。その他、メルカリ<4385>も続伸、18年10月期の売上高予想を引き上げたGA TECH<3491>、医療・介護・福祉業界の総合エージェントのCBホールディングスと資本業務提携すると発表したMRT<6034>なども関心を集めた。一方、下落率トップはモブキャスト<3664>、その他、先週末に物色が見られた直近IPO銘柄の一角が売りに押された。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は4日続伸、バイオ株を中心に物色され節目の1000ptを奪還