本日のマザーズ市場は、引き続きさえない展開となった。ミクシィ<2121>やSOSEI<
4565>といった時価総額上位銘柄が決算を受けて売られ、マザーズ指数を下押しした。米株高の流れなどから日経平均が200円を超える上昇となり、指数連動型ETF(上場投資信託)
や好決算の主力大型株に資金が向かった面もあるとみられる。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で733.59億円。騰落数は、値上がり108銘柄、値下がり128銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、SOSEIがマザーズ売買代金トップで6%超下落した。前期業績が赤字に転じた。ミクシィは今期の大幅減益見通しがネガティブ視され、軟調な展開だった。その他ではAppBank<6177>、DMP<3652>、メドピア<6095>などが下落し、UNITED<
2497>も小幅に下げた。また、グローバルW<3936>やSMN<6185>がマザーズ下落率上位に顔を出した。一方、HEROZ<4382>、JIA<7172>、ドリコム<3793>などが上昇。直近IPO銘柄のアイペット<7323>は順調な収益拡大見通しが好感されて大きく買われた。また、EPARKとの資本業務提携を発表したエクストリーム<6033>が後場急伸し、マザーズ上昇率トップとなった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は3日続落、主力株が下押し、SOSEIは決算受け急落