本日のマザーズ市場では、引き続き米6月雇用統計を受けた相場全体の良好な地合いが追い風となった。主力株は高安まちまちで、前日上昇の目立った銘柄では利益確定の動きも見られたが、個別材料が観測された銘柄を中心に循環物色の流れが向かった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1302.70億円。騰落数は、値上がり144銘柄、値下がり87銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、アンジェス<4563>、メタップス<6172>、アスカネット<2438>などが上昇し、ミクシィ<2121>は小幅高となった。売買代金トップのREMIX<3825>は後場にストップ高水準まで買われた。子会社が中国本土の仮想通貨交換業へ本格参入すると発表している。がん治療の新検査法に関する特許が日本で成立したMDNT<2370>もストップ高水準で取引を終えた。また、パス<3840>は短期資金を巻き込んで連日の大幅高となった。一方、インフォテリ<3853>、ドリコム<3793>、SOSEI<4565>などが下落し、ソレイジア<
4597>も小幅に下げた。また、前日ストップ高となったBS<3623>やASJ<2351>が急反落し、マザーズ下落率上位に顔を出した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は3日続伸、好地合いで循環物色の流れ、REMIXがストップ高