本日のマザーズ市場では、日経平均が米株安や円相場の強含みを背景に目先調整したことから、前日下落したバイオ株を中心に積極的な買いが入った。材料の観測されたサイバーダイン<7779>や出遅れ感の強かったSOSEI<4565>などの時価総額上位銘柄も大きく上昇し、指数を押し上げた。なお、マザーズ指数は大幅反発し、1200ptに迫る動きを見せた。売買代金は概算で1631.06億円。騰落数は、値上がり135銘柄、値下がり93銘柄、変わらず10銘柄となった。
 個別では、サイバーダインやSOSEIが急伸したほか、インフォテリア<3853>、モブキャス<3664>、サイバーS<3810>、ミクシィ<2121>などが上昇。サイバーダインはロボット治療機器について米当局に市販承認申請を行ったと発表しているほか、国内病院での導入が報じられている。遺伝子治療薬への期待が高いアンジェス<4563>、アルツハイマー病モデルマウスに関するライセンス契約を締結したトランスG<2342>、協業先の新作ゲームが報じられたシリコンスタ<3907>はストップ高で取引を終えた。また、IIF<6545>、エディア<3935>、ハイアス<6192>、GNI<2160>も10%超の大幅高となった。一方、ソレイジア<4597>、UNITED<2497>などが下落し、REMIX<3825>やアカツキ<3932>も小幅に下げた。また、土壌汚染対策関連として前日買われたエンバイオHD<6092>が急反落し、マザーズ下落率トップとなった。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は大幅反発、日経平均の調整で積極的な買い、サイバーダインが急伸