本日のマザーズ市場では、前日の下落に対する押し目買いが優勢となった。材料株物色も活発だったが、資金の逃げ足が速く、値動きの荒さが目立った。また、直近IPO銘柄の一角は引き続き利益確定売りが優勢だった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1011.37億円。騰落数は、値上がり107銘柄、値下がり117銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのDDS<3782>、同2位のGNI<2160>が揃って13%
高と大きく上昇した。DDSは製品のアップデートに関するリリースが材料視された。GNIは信用規制の強化が重しとなったものの、引けにかけて急伸した。ソケッツ<3634>、メタップス<6172>、アルファポリス<9467>もリリースを受けて買われる場面があった。その他、モブキャス<3664>、チェンジ<3962>、ミクシィ<2121>、キャリア<6198>などが上昇した。一方、SOSEI<4565>やアスカネット<2438>が小安く、ITBOOK<3742>、レノバ<9519>、モバファク<3912>もさえない。また、前日上場したロコンド<3558>や、直近で上昇の目立っていたトラストHD<3286>が値を崩し、マザーズ下落率上位に並んだ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 マザーズ指数は反発、押し目買い優勢、DDSやGNIが急伸