2025年7月9日 - 東京都渋谷区、ポジティブワン株式会社(ドイツ・デッゲンドルフに本社があるb-plus社日本総代理店)は、産業・車載用途における高性能データ処理ニーズに対応する次世代エッジコンピューティング・プラットフォーム「BRICK2 X11」を正式に発表しました。本製品は、第13世代Intel Core iプロセッサ(Alder Lake-S)を搭載し、AI・センサーデータ処理・映像解析を含むあらゆるハイパフォーマンス用途に適した堅牢型PCです。

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■ BRICK2 X11の主な特長
(1) 高性能プロセッシング
・ 第13世代Intel Core iシリーズ搭載(最大24コア)
・ 最大64GBのDDR5メモリ対応
・ 拡張スロット:M.2(NVMe)、PCIe x16(GPUやFPGAカード向け)
(2) 柔軟なI/O・拡張性
・ 10GbE x2、1GbE x4、USB 3.2、CAN(オプション)などの豊富なI/Oポート
・ M.2 Key B / M / E対応
・ FAKRAコネクタ対応のタイム同期(PTP、GNSS)入力に対応
(3) 車載・産業環境に最適な設計
・ 動作温度:-20℃~+60℃(パッシブ冷却対応)
・ IP50相当の堅牢筐体設計
・ EN 50155などの認証取得支援も可能
(4) AI・自動運転向けアプリケーションに最適
・ NVIDIA GPU搭載構成に対応(最大TDP 200W)
・ LiDAR・カメラ・センサーフュージョン処理に最適
・ ROS/ROS2、YOLOv8などのAIフレームワーク動作実績あり



◆■ 代表的な用途
・ 自動運転・ADASのデータ収集と推論処理 センサーデータをリアルタイム処理し、クラウドやストレージに記録
・ 検査ロボットやAGV AIによる物体認識や走行制御を現場エッジで実行
・ 映像ベースの品質検査 産業用カメラとの連携でリアルタイム画像処理を実現
・ フリート管理・車両データゲートウェイ CAN・GNSS・IMU等の時系列データを統合処理


■ ROS/AI開発環境への適合性
・ UbuntuベースのLinux環境に最適化、リアルタイム制御向けにも構成可能
・ ROS / ROS2 開発フレームワーク対応、タイム同期やセンサーデータ管理を統合
・ NVIDIA RTX GPU搭載モデルによるYOLOv8、TensorRT、OpenVINOなどの実装実績あり
・ AIアルゴリズムによる推論速度・精度とデータ帯域の最適バランスを実現

【b-plus社について】
b-plus社は、1996年の創業以来、ハードウェアおよびソフトウェアの開発において、特に車載システムやモビリティ技術の分野で国際的に評価される技術パートナーとして成長してきました。現在では、モビリティの未来を切り拓く技術革新を牽引する企業として、高性能技術の開発や新しいモビリティへのビジョンを通じて、顧客やビジネスパートナーをサポートしています。

b-plusグループは、自動車ソフトウェア、テストシステム向けの計測技術、モバイルオートメーション分野の3つの主要領域で事業を展開し、新しいモビリティに向けた技術開発、測定技術、モバイルマシンのオートメーションを包括的に推進しています。また、b-plusは、ハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供し、特に自動車産業やオフハイウェイ市場向けに、お客様のニーズに応じた個別のソリューションを提供しています。

b-plusは230名以上の従業員を擁し、ドイツ国内(デッゲンドルフ、レーゲンスブルク、チャム)に拠点を構え、革新的な製品開発と顧客支援を行っています。その取り組みは、2019年にバイエルン州経済・地域開発・エネルギー省から「Bavaria's Best 50」の一つとして表彰されるなど、技術革新と成長の両面で高く評価されています。

【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社(POSITIVE ONE CORPORATION)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ・ウエスト22F

公式サイト:https://www.positive-one.com
SoM製品関係:https://www.chinchillasmart.com

ポジティブワン株式会社は、「サービスモデル」のための「ものづくり(IoT端末側から)」の仕様設計から開発製造に至るまでのワンスポットソリューションを提供いたします。

今までの半導体関連を取り巻くエンベデッドのプレイヤは、自社開発をしたコア製品を販売することにフォーカスをしているため、サービスモデルや仕様にあった製品を提案することは難しかったです。ポジティブワンは、海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できる商社機能、自社のハードウエアからソフトウエアの開発製造、そして、テストから認証サービスのための第三者試験機関との提携と支援サービスにより、多様にあったサービスに対応できます。企画段階での仕様作成、技術的な問題定義や解決、最先端技術の導入に選ばれます。それは、IoT端末以外、自動車、医療、産業機器などの安全性や信頼性を求められる分野での経験や実績を積んでいます。

【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス:poc_sales@positive-one.com



配信元企業:ポジティブワン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 堅牢な車載用AIプラットフォーム「BRICK2 X11」登場--第13世代Intel Coreプロセッサ搭載、ADAS・AI自動運転対応