■海外子会社設立の目的 近年、世界のホースレーシング市場は、オンラインスポーツベッティングの合法化やオンラインプラットフォームの普及により、急速に成長しています。 Business Research Insights の調査によると、2023年の競馬市場規模は約2,029億米ドル(約29.4兆円)に達し、2024年から2028年までの年平均成長率(CAGR)は14.71%と予測されています (*1)。また、Global Industry Analysts ( GIA ) のレポートによると、世界の競馬市場は、2024年から2030年までの CAGR が8.1%で、2030年までに推定6,658億米ドル(約96.5兆円 *3)に達すると見込まれています (*2)。特に米国市場での急速な拡大が注目されています。
当社はこれまで、AI 技術と競馬に関する深い知見を掛け合わせ、独自の LLM( Large Multimodal Model )を活用した競馬予想 AI の開発に取り組んできました。 この AI は、過去のレースデータに加え、ニュース記事や SNS の投稿、専門家のコメントなど、多岐にわたる情報を横断的に分析することで、より精度の高い予想を実現します。
今回設立する海外子会社では、この競馬予想 AI の海外ホースレーシング対応版の開発を進め、世界中の競馬ファンに新たな予想体験を提供することを目指しています。 まずはアメリカ市場への参入を予定しており、今後は香港やオーストラリアをはじめとするグローバル市場への展開も視野に入れています。
(*1) Business Research Insights - Horse Racing Market データ参照 (*2) GIA - Horse Racing Market データ参照 (*3) 換算レートを1米ドル=145.00 円(2025年5月20日時点)で算出
■ SPAIA, Inc.ボードメンバー 金島 弘樹 CEO 株式会社グラッドキューブ 代表取締役 CEO
上杉 辰夫 COO Apple 社にて OS システムエンジニア、IBM 社にてシニア・システム・エンジニア・マネージャーを歴任。その後、Global Micro Solutions 社を設立し、CEO / Founder として経営に携わる。新たに Social Rewards 社を共同設立し、CTO / Co-Founder として技術部門を統括。2015年、株式会社グラッドキューブの社外取締役に就任。
メグザリ ラファエル CTO エコール・サントラル・パリにてコンピュータサイエンス修士号を取得。 大学在学中に Happysalada 社を CEO / Founder として創業。 その後、Bebot 社にて開発者として従事。 2015年より、株式会社グラッドキューブの技術顧問に就任し、現在もその任を務める。2018年からは Union 社にて最高技術責任者( CTO )として就任。その後、Kraken 社にてシニア開発者、そして現在は Tower Research Capital 社にてシニア開発者として従事。
グレッグ・キャノン CMO (*2) Caesars Entertainment や The Madison Square Garden Company といった業界大手のエンタープライズレベルのマーケティングプロジェクトを統括。現在は、スポーツ&エンターテインメントマーケティング会社である Interstate 15社のマネージングパートナーとして従事。また、ラスベガスで最も歴史のある広告代理店の1つである Virgen Advertising 社を買収し Founder となり、Circa Resort &Casino 社、スポーツベッティングメディアブランドである VSiN 社、そして Daily Racing Form 社を含む、ゲーミングおよびエンターテインメント業界の主要クライアントのブランドおよび成長戦略を統括。 その他でも、ラスベガス芸術アカデミーの諮問委員会や複数の新興エンターテインメントおよびテクノロジーベンチャーの顧問に就任。