職業病の根本改善で働きやすさと生産性向上を支援

株式会社リクエストプラス(本社:岡山県岡山市北区、代表取締役:頼定 弥生)は、業務に伴う慢性的な痛み=職業病に特化した支援を行い、社員の健康増進と企業の生産性向上をサポートする事業を開始しました。
多くの企業が見過ごしがちな「痛み」に目を向け、現場に即した実践的な対策を通じて、プレゼンティーズム(※)の解消を目指します。

※プレゼンティーズム:体調不良を抱えながら出勤しているものの、パフォーマンスが低下している状態。


【背景】職業病の放置が生産性を落とす

立ち仕事による腰痛・膝痛、重いものを持つ作業での肩こり、デスクワークに伴う眼精疲労や首の痛み…。
こうした“職業病”は、多くの現場で「仕方ないもの」「年齢のせい」とされ、見過ごされがちです。
しかし、こうした慢性痛を抱えながら働き続けることは、集中力や判断力の低下、労働意欲の喪失につながり、結果として企業の生産性に悪影響を与えます。

『近年、日本における少子高齢化の進行と労働力人口の減少は、企業経営における重要な課題となっています。このような状況下で、従業員の健康保持・増進に取り組むことは、単なる福利厚生にとどまらず、企業の持続的な成長と競争力強化に直結する戦略的な投資と位置付けられています。
経済産業省が推進する「健康経営」は、従業員の健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを指します。具体的には、従業員の健康増進を図ることで、活力向上や生産性の向上、さらには組織の活性化をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上につながると期待されています。
しかし、多くの職場では、長時間労働やストレスの増加により、生活習慣病やメンタルヘルスの不調が問題となっています。これらの健康問題は、プレゼンティーズム(体調不良を抱えながら出勤し、パフォーマンスが低下している状態)を引き起こし、企業の生産性低下や医療費の増加など、経営上のリスクとなり得ます。』(経済産業省HPより)

【課題解消】専門職による健康経営の取り組み

このような背景から、株式会社リクエストプラスは、職業病の根本改善を通じて、企業と従業員の健康をサポートする取り組みを推進しています。同社は、作業療法士や理学療法士による現場分析を基に、オリジナル体操の設計・導入、ワークショップの開催など、具体的な施策を提供しています。これにより、従業員一人ひとりの健康意識と行動変容を促し、職場全体の活性化と生産性向上を実現しています。
健康経営の推進は、従業員の健康増進のみならず、企業の持続的な成長と社会的責任(CSR)の履行にも寄与します。リクエストプラスの取り組みは、地域社会における健康経営のモデルケースとして、今後の企業経営における重要な指針となります。


【リクエストプラスの職業病改善サポート】

■ よくある職業病とその背景

◎ 製造・建設・運輸などの現場職
・腰痛・膝痛・肩こり・手首の腱鞘炎
・原因:長時間の立ち仕事、長時間の運転姿勢、繰り返しの中腰姿勢、重量物の持ち運び、片手作業など

◎ オフィスワーク・デスクワーク職
・首・肩・腰のこり、眼精疲労、頭痛、腱鞘炎
・原因:長時間の座位姿勢、猫背、PC作業による目の酷使、マウス操作による手首の負担など

◎保育士・幼稚園教諭
・腰痛・肩こり・膝痛・腱鞘炎・腱板炎(肩関節の炎症)
・原因:小さい子どもを抱きかかえる・持ち上げるなどの繰り返し動作、床に座る/立つを何度も繰り返す動作、長時間の前かがみ姿勢(おむつ替え・寝かしつけ・遊び指導など)

◎ 接客・販売・医療・介護職
・足のむくみ、下肢の疲労感、声帯疲労、対人ストレス
・原因:立ちっぱなしや移動の多さ、同じ姿勢の繰り返し、精神的な緊張・気疲れ


■ リクエストプラスが提供する改善の流れ

【STEP 1】 現状把握・痛みの見える化

・業種・職種別アンケート(痛みや不調のセルフチェック)
 ↓
・体力・可動域チェック(柔軟性、筋力バランス、姿勢評価)
 ↓
・作業療法士・理学療法士による現場分析(業務動作の観察と分析・姿勢評価)


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【STEP 2】 課題別のプログラム設計

・職場別の痛みの原因を分析し対策提案
 ↓
・オリジナル体操の設計・提供  (例:首回りほぐし、腰の安定化、骨盤リセット、反復ストレッチなど)
 ↓
・短時間でできる「ながら運動」や、朝礼・業務前後の体操導入支援


【STEP 3】 ワークショップと継続支援

・痛みの原因、メカニズムを学ぶ講義、ワークショップ  ※ 自己認識を深め、行動変容につなげる
 ↓
・現場での実践サポートと社員巻き込み型の進行  ※チーム単位で取り組み、定着を図る
 ↓
・フォローアップ:効果測定・フィードバック(半年~1年ごと)

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■ 特長:単なる体操指導ではなく「意識と行動の変化」を促す仕組み

◇痛みの根本要因(姿勢・動作・環境)にアプローチ
◇ 専門職(作業療法士・理学療法士)による的確な現場評価
◇体操+学び+コミュニケーションで職場の一体感も醸成
◇ワークショップにより自主性・主体性を尊重
◇プレゼンティーズム対策 → 生産性向上、離職防止、労災リスクの低減


■ 実績の一例(導入企業)

安信工業株式会社(自動車部品製造業/岡山市北区)
社員数:12名
導入時期:2024年7月~
共通する職業病:長時間の立ち仕事による腰痛、腱鞘炎
副次効果: オリジナル体操がきっかけとなり社員間のコミュニケーションも活性化


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・社員さんの声
普段、首まわりを動かすことがなかったのですが、毎朝の体操で首が軽くなった実感があります。左右や前後にも動かしやすくなりました。今では、痛みを感じたときに自分で動かすようになり、体を動かすことの大切さを実感しています。これからも続けていきたいです。体操名『あんしん体操』の命名やBGM、実施時間なども自分たちで決めることで前向きに取り組めています。

・安信政裕 代表取締役社長のコメント
以前は、部署異動で社内の会話が減ったと感じていたのですが、健康経営をきっかけに共通の話題が生まれ、自然と社員同士の会話やつながりが活発になりました。 健康課題だけでなく、働きやすい職場環境づくり全体に波及する効果がありました。社員が元気だと、会社も元気になる。それを実感しています。


山陽レジン工業株式会社(FRP製造業/岡山市南区)
社員数:19名
導入時期:2024年10月~
共通する職業病:前かがみの体勢からくる背中や腰の左右前後のアンバランス

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・社員さんの声
以前から、朝礼にラジオ体操をやっていましたが、腰痛や膝痛の改善にならず、体操の意義が曖昧でした。まずは、ラジオ体操の代わりにオリジナル体操を取り入れることで、全員が共通意識を持って取り組め、カチカチだった体がほぐれ、血流が良くなり、前向きに気持ち良く仕事に入れるようになりました。

・守屋孝一 代表取締役社長のコメント
ストレッチを始めた社員の中には、最初は持てなかった反対側の肘が持てるようになった例もあります。健康経営の取組みが『楽しい』『前向きになれる』と社員からも好評で、会社全体の活性化にもつながっています。
健康を学ぶことで、日々の生活習慣にも良い変化が現れ、社員が豊かに生きる力を持つことが何よりの成果だと感じています。


このように、リクエストプラスでは「職業病をあきらめない現場づくり」をコンセプトに、企業規模・業種を問わずオーダーメードの取り組みで職業病改善を支援しています。
働く人の「痛み」は、単なる身体の不調にとどまらず、仕事への集中力やモチベーション、ひいては企業の生産性や職場の雰囲気にまで大きな影響を及ぼします。にもかかわらず、多くの現場では「年齢のせい」「仕方のないこと」として見過ごされ、放置されているのが現状です。リクエストプラスは、そうした慢性的な痛みにしっかりと向き合い、根本原因を見える化し、改善へと導く実践的なサポートを提供しています。
現場に即したアプローチに加え、体操やワークショップを通して社員一人ひとりの意識と行動の変化を促し、結果として職場全体の活性化、チーム力の向上にもつながる取り組みです。健康経営は、企業の義務や流行ではなく、“未来への投資”です。私たちはこれからも、すべての働く人が安心して力を発揮できる環境づくりを支援し、企業と社会の持続可能な発展に貢献してまいります。

【会社概要】
社名:株式会社リクエストプラス ※健康経営優良法人ネクストブライト1000認定
所在地:〒700-0921 岡山市北区東古松485-4 2F
電話番号:086-206-6622
代表取締役:頼定 弥生
事業内容:健康経営支援/職業病改善支援/フェムケア/産業保健コンサルティング
公式サイト: https://rq-plus.com/

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配信元企業:株式会社リクエストプラス
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情報提供元: Dream News
記事名:「 見過ごされがちな“職業病の痛み”に着目!健康経営支援で企業の課題解決へ