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ピアソン (FTSE: PSON.L) の一事業体であり、世界中で CBT (コンピュータ・ベースド・テスト) を提供するピアソンVUE は、日本法人であるナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 (以下、ピアソンVUE) が造船・舶用工業や自動車運送業などの分野の特定技能試験の実施主体である一般財団法人 日本海事協会 (以下、 ClassNK) と特定技能試験を CBT 方式で提供するための新たな契約を締結したことを、本日発表しました。これによりピアソンおよびピアソンVUE は、日本の特定技能制度における役割をさらに拡大します。
ClassNK は、海上輸送の安全と海洋環境の保護に取り組む国際船級協会です。船級協会とは、中立的な第三者の立場から船舶の規則制定と検査を行い、商船の保険付保に必要となる「船級」を登録している団体です。長年の知見と経験を活かし、品質、環境、労働安全衛生など様々なマネジメントシステム認証サービスの提供も行っています。ピアソンVUE との新たな戦略的パートナーシップにより、ClassNK は、特定技能制度 (SSW) 協力覚書 (MOC) における主要地域での試験を大幅に拡大します。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000315655&id=bodyimage1】
この制度は、さまざまな技術分野の労働力不足に対処するために日本政府が 2019 年に創設したもので、昨年、自動車運送業の労働者にも対象を拡大しました。制度の開始以来、特定技能の在留資格を取得して日本で働く外国人労働者数が急増しています。質の高い特定技能試験へのアクセスを増やすことは、政府が掲げる 2024 年からの 5 年間で 82 万人という特定技能労働者の受け入れ目標達成に向けた重要な推進力となります。
一般財団法人 日本海事協会 (ClassNK) の担当者は次のように述べています。
「特定技能試験の実施にあたり、より多くの受験者が公平かつ円滑に試験を受けられる環境を整備することが求められています。ピアソンVUE の国内外のテストセンターを活用した CBT 方式を導入することで、試験の利便性を大幅に向上させ、特定技能試験の実施に必要な環境を実現することが可能となります」
2025 年 3 月 3 日より、新たに追加された自動車運送業分野の試験がピアソンVUE のグローバルネットワークを介し、日本国内および MOC 覚書を交わした国において、当該国の許可が得られ次第順次配信が開始されます。 今回 ClassNK は、受験者が都合の良い日時に予約し、受験することが可能となる CBT 方式を特定技能試験に導入します。
ナショナル・コンピュータ・システムズ・ジャパン株式会社 (ピアソンVUE) の代表取締役である 満留 俊介 は次のように述べています。「長期的な経済成長を促進するために日本は国際的な求職者に道を開いており、
海事産業と自動車運送産業において新たな特定技能試験を実施する ClassNK を支援できることを光栄に思います」
造船・舶用工業分野の 6 試験は、2025 年中に CBT による配信が開始される予定です。現在、以下の自動車運送業分野の試験の予約が可能です。
● 自動車運送業分野特定技能1号評価試験(トラック)
● 自動車運送業分野特定技能1号評価試験(タクシー)
● 自動車運送業分野特定技能1号評価試験(バス)
以下の ClassNK のウェブサイトより試験の詳細を確認し、試験の予約を行うことができます。
特定技能試験ポータルサイト:https://sswt-portal.classnk.or.jp/
特定技能試験申請システム: https://sswt.classnk.or.jp/login
ピアソンVUE について
ピアソンVUE は何十年もの間 CBT (コンピュータベーストテスト) 業界のパイオニアであり、教育・入学試験から IT および医療・介護・ヘルスケアまで、あらゆる業界で毎年約 2,100 万の認定資格試験および免許試験を配信しています。
180カ国以上の国や地域に展開する約 20,000カ所からなる世界最大級のテストセンター網と、オンライン試験のプラットフォームを介してハイステークス試験の開発および配信をおこなっています。最先端テクノロジー企業から政府機関および規制機関まで、幅広い業界におけるクライアントとの協力的なパートナーシップにより、アセスメント業界を牽引しています。
詳細は https://www.pearsonvue.co.jp をご覧ください。 *Pearson (NYSE: PSO;LSE: PSON)
一般財団法人 日本海事協会 (ClassNK) について
日本海事協会は、海上輸送の安全と海洋環境の保護に取り組む国際船級協会です。船級協会とは、中立的な第三者の立場から船舶の規則制定と検査を行い、商船の保険付保に必要となる「船級」を登録している団体です。本会は、120年以上の歴史と全世界58カ国130カ所の拠点を有し、船級登録隻数9,000隻以上、隻数において世界最大*の船級協会です。また、100カ国以上の船舶の船籍国(旗国)から国際条約・地域規制に基づく検査および証書発行の代行権限を取得しています。加えて、長年の知見と経験を活かし、品質、環境、労働安全衛生などさまざまなマネジメントシステム認証、GHG排出量の検証、再生可能エネルギー関連設備に関わる認証、自動車運送事業者の労働環境に関わる認証、無人航空機の操縦士試験および機体の安全性認証などを行っています。特定技能試験に関しても、これまで「造船・舶用工業分野」の試験実施主体としての業務にあたってきましたが、そのフィールドを「自動車運送業分野」に拡大しています。本会は、持続可能な未来の実現に向けた社会の変革に対し、第三者認証機関としての役割を通じた貢献に努めています。
*2025 年 1 月末現在 CLARKSONS RESEARCH 統計
詳細は https://www.classnk.or.jp/ をご覧ください。
配信元企業:ピアソンVUE
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