執筆者:城下透子
ランクエスト ライティングチーム編集長

東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。
その後、株式会社ecloreに入社。SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績(注1)を持つ。
座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。

◆はじめに
40代の人々は普段、どの時間帯にどこで、どのような情報を求め、どんなキーワードを使って検索しているのでしょうか?

【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した(注1)ランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、2025年1月7日に「40代の情報収集と検索行動」に関する独自調査を実施しました。本調査では、40代の男女150名を対象にアンケートを行い、以下の4点について多角的に分析しています。

【調査1】検索を行う時間帯
【調査2】検索を行う場所
【調査3】検索する情報の種類やジャンル
【調査4】検索キーワードの特徴

最新データから見えてきた40代の検索習慣の“今”を深堀りし、その背景にある理由や特徴を詳しく解説していきます。

▼以下の記事で2024年度に行った40代の検索行動・情報収集に関する調査結果をご覧いただけます。
【2024年実施】『40代』の情報収集と検索行動の実態とは? ~世代別に見る検索傾向の特徴~
https://www.dreamnews.jp/press/0000310220/


(注1)2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。


調査結果(1):1日のうち最も検索を行う時間帯はいつですか?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000313105&id=bodyimage1

最も多かった回答は「夜間(20時~23時)」で、全体の50.7%にのぼりました。

40代は仕事や家事・育児などの日中のタスクが多い傾向にあり、夜になってからスマートフォンやPCで情報収集を行う人が半数以上に達している点が特徴的です。

次いで割合が高いのは「夕方(17時~19時)」の12.7%で、退勤後から夜にかけての限られた時間を活用して検索を行う人も一定数存在することがうかがえます。

また、昼休みや午後の休憩時間など日中のスキマ時間に検索を行う層も9~10%台の割合で散見されました。

一方、「早朝(5時~7時)」や「深夜(24時以降)」といった時間帯は4%と少数派に留まっており、40代では朝方よりも夜の時間を活用する姿が顕著であると言えます。

限られた自由時間を夜間にまとめて確保し、まとまった情報収集を行うライフスタイルが見て取れる結果となりました。


調査結果(2):検索を行う場所はどこが多いですか? ※複数選択可(注2)

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(注2) 本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、回答者が主に検索を行う場所を絞り込み、日常的にどこで検索しているかの優先度を、より明確に把握することを意図しています。


最も多かった回答は「自宅」で、83.3%と圧倒的な結果となりました。仕事や家事などで忙しい40代が、夜間やスキマ時間に自宅で落ち着いて情報を検索する様子がうかがえます。

次いで「職場(オフィス)」の23.3%が高く、業務の合間や休憩時間を利用して必要な情報を調べる人が一定数いると考えられます。

さらに、「通勤・通学中(電車・バスなど)」が8.7%、「外出先(買い物中や移動中)」が4.7%と、移動時間を有効活用して検索を行う層も少なからず存在します。

一方、「カフェや飲食店」は1.3%にとどまり、仕事や日常生活と直結した場所での検索ニーズが中心であることがうかがえます。

総じて、40代の検索行動は、夜間など自宅でゆっくり情報収集するケースが最も多く、続いて職場の合間や通勤中など、限られた時間や状況を活用するスタイルが目立ちます。


調査結果(3):どのような情報を検索することが多いですか?※複数選択可(注3)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000313105&id=bodyimage3

(注3) 本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、回答者が主に検索する情報の種類を絞り込み、日常的にどのようなジャンルが重視されているのかを、より明確に把握することを意図しています。


最も多かった回答は「趣味・娯楽(音楽、映画、ゲーム、アニメなど)」で、53.3%にのぼりました。40代は仕事や家庭の用事で日々忙しい半面、限られた自由時間を充実させるために娯楽や趣味に関する情報を積極的に探していることがうかがえます。

次に多かったのは「ニュース・トレンド情報(最新の出来事、話題のトピック、世の中の動きなど)」が38.7%と比較的高い割合を示し、社会や時代の変化をいち早くキャッチアップしたいというニーズの強さがうかがえます。

また、「生活関連の情報(レシピ、健康、家事のコツ、天気予報など)」が32.7%、「買い物関連の情報(商品レビュー、価格比較、ECサイトの商品情報など)」が28.7%と続き、実生活や日常消費に直結する情報への関心も高いことがわかります。

一方、「仕事関連の情報(ビジネス用語、ノウハウ、業界ニュースなど)」は17.3%にとどまり、娯楽や生活、時事と比べると割合が低めの結果となりました。

総じて、40代は趣味・娯楽やニュースなど、今の自分に合った楽しみや話題を幅広く取り入れようとする一方、日常生活に欠かせない情報や買い物関連も積極的に検索する傾向がうかがえます。


調査結果(4):検索の際、どのようなキーワードを使うことが多いですか?

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000313105&id=bodyimage4

最も回答が多かったのは「具体的なニーズを含むキーワード」で、42.7%という結果となりました。家族や趣味など、ライフステージに合わせて情報をピンポイントで探すニーズの高さがうかがえます。

次いで多かったのは「単語だけの簡単なキーワード」で、40.7%を占めました。忙しい40代はまず短いキーワードで検索結果をざっと確認し、必要に応じて詳細を深掘りするスタイルが定着しているようです。

また、「商品やサービスの購入を意図するキーワード」は6.6%、「質問形式のキーワード」は5.3%と少数ながら存在し、特定の目的や疑問を解消する検索も一定数行われていることがわかります。

さらに、「比較や対立を示すキーワード」は2.6%、「流行や最新情報を含むキーワード」「レビューや評価を含むキーワード」「場所や地域に関連するキーワード」はいずれも0.7%にとどまり、ごく少数派となりました。

総じて、40代は限られた時間の中で効率よく必要な情報を得るため、シンプルなキーワードや具体的な条件を盛り込んだ検索を中心に行う傾向が強いと言えるでしょう。


まとめ:40代検索行動 - 夜間×自宅メインのリアルと幅広い情報ニーズ
今回のアンケート結果からは、40代が「夜間(20時~23時)」を中心に自宅(83.3%)で検索を行う傾向が特に顕著であることがわかりました。限られた自由時間を夜間に集中させ、ゆっくりとPCやスマートフォンで必要な情報を収集しているようです。

さらに、検索トピックは娯楽・趣味(53.3%)やニュース・トレンド(38.7%)、生活関連といった幅広いジャンルに及び、仕事や家庭の忙しさを考慮しつつ、多面的な情報を素早くキャッチアップしようとする行動パターンがうかがえます。

キーワードの使い方では、最も多かった「具体的なニーズを含むキーワード」(42.7%)と、次点の「単語だけの簡単なキーワード」(40.7%)が中心を占めました。忙しいライフスタイルの中で、まず短いキーワードでざっと検索し、必要に応じてピンポイントの条件を加えるなど、柔軟かつ効率的に情報を得る傾向が見られます。

一方、最新情報やレビュー、比較・対立などを示すキーワードの使用割合は低く、40代はまず自分のニーズを即座に満たす情報を優先して検索する傾向がうかがえます。

今後、企業やメディアが40代をターゲットにコンテンツを発信する際には、夜間や自宅からのアクセスが多いという実態を踏まえ、短い時間でもすばやく目的の情報にたどり着けるよう配慮したサイト設計や、幅広いジャンルをカバーしつつも効率的に情報を提供できる施策が重要となるでしょう。


調査概要
調査日: 2025年1月7日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査人数: 150名
調査対象: 40代の男女
<<調査結果の利用条件>>
1.情報の出典元として「4,300社以上のSEO支援実績を誇るランクエスト」の名前を明記してください。
2.ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/
https://rank-quest.jp/column/column/subcontracting-request/


ランクエストについて
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ランクエスト 概要
商号  :株式会社eclore
代表者 :宮島 隆
所在地 :東京都新宿区新宿2丁目8-6 KDX新宿286ビル4階
HP    :https://rank-quest.jp/
事業内容:主にSEOコンサルティングと記事制作に関する事業



配信元企業:株式会社eclore
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情報提供元: Dream News
記事名:「 【2025年最新調査】40代の検索行動と情報収集のリアルとは?~40代が狙う検索タイミングとテーマの全貌~