Patrobotのシステムの基本構成は、3D Field Navigationユニット、巡視・点検用カメラユニット(Patrobot Camera)、運航管理ソフトウエア(Patrobot Control Desk)の3つから構成され、Unitree社の電動4足歩行ロボットやAgilex Robotics社の車両型移動ロボットなどの移動ロボットプラットフォームにNavigationユニットを搭載して利用するシステムとなります。
3)追加カメラやThird Party製品も利用できる高い拡張性 Patrobotの3D Filed Navigationユニットには、巡視・点検用カメラユニットが標準オプションとして、6倍ズームカメラ、30倍ズームカメラ、サーモカメラの3種類のPTZカメラ(Patrobot Camera)が用意されています。 これらのPatrobot Cameraは、Patrobotのコントロールソフトウエア(Patrobot Control Desk)から遠隔操作したり、巡回コースでの動作内容を事前にセットして自動巡回中に自動撮影することができます。
4)自動充電システムとの連携による定時巡回 Patrobotシステムは、利用する移動ロボットの自動充電ユニットと組み合わせて、定時巡回システムの構築が可能です。たとえば、1日3回の定時巡回をするシステムの構築も、Patrobot Control Deskの標準GUIから設定して、簡単に実現することができます。
5)外部システムとの連携のためのAPIも用意 Patrobotシステムでは、Third party製品と連携するためのAPIを用意しております。たとえば、Patrobot Cameraの代わりに、Third PartyのカメラやセンサーをPatrobotのシステムに搭載しAPIを通して利用することも可能です。運航管理ソフトウエア(Patrobot Control Desk)から、Third Partyの搭載機器を制御したり、Third PartyのソフトウエアからPatrobotを制御するシステムの構築も可能です。