スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」(開発元:早稲田システム開発株式会社(東京都新宿区))のサービスが、桑名市博物館(三重県桑名市)において、令和6年10月12日(土)開幕の特別企画展「生誕百年小林研三」より導入されることが決定しました。

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■導入の背景
一般利用者向けに博物館収蔵品データベースを公開するウェブページの構築を検討していた同館では、市民から要望の声を受けて、気軽に運用できる来館者向けの音声ガイドシステムの実現を模索していました。館としても、桑名市の持つ文化遺産を広く発信しつつ来館者サービスの拡充も推進していきたいという職員の強い想いがあり、両者を同時に実現できるクラウド型収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」の採用を決定し、その機能の一部であるポケット学芸員を利用することになりました。

■ポケット学芸員選定理由
音声による展示ガイドなどのコンテンツを来館者のスマートフォンに直接配信できるポケット学芸員は、専用端末など新たな機材の設置が一切不要である点のほか、収蔵品データベースとの連動が可能な点、各種設定作業も簡単に行える点などが総合的に評価されました。

■配信コンテンツの特徴
本日より公開の音声ガイドでは、出品されている資料や作品のアウトラインや注目ポイントなどを中心に、企画展での鑑賞体験をより深く楽しむためのコンテンツが配信されています。

■桑名市博物館について
昭和46年開館の旧・桑名市立文化美術館をベースに、県下初の市立博物館として昭和60年にオープンしました。桑名市は、江戸時代は松平十一万石の城下町であったことから、松平定信および桑名藩に関係する膨大な資料のほか、天皇宸筆や古萬古及び萬古焼(陶器)および茶道関係資料、考古民俗関係資料、さらには絵画や郷土関連の浮世絵版画まで幅広く所蔵。なお、館内の2階には日本初の試みという壁取付型のエアタイトケースを備えた展示室があります。

■ポケット学芸員の概要
「ポケット学芸員」は、スマートフォンを利用して展示解説を閲覧・視聴できるガイドアプリです。ひとつのアプリを複数のミュージアムで共用的に使える点が特徴で、スマートフォンにインストールしておけば、全国のサービス実施館で展示ガイドを利用することができます。
ガイド内容は、それぞれの博物館・美術館が独自に工夫して制作する仕組みを採用。館によってテキスト画面だけでなく写真や動画、音声など多様なスタイルで情報が配信されています。

アプリホームページ : http://welcome.mapps.ne.jp/pocket
アプリのFacebookページ : https://www.facebook.com/pocketcurator/?fref=ts

<2024年6月1日時点でサービス提供中および提供予定のミュージアム>
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ポケット学芸員は、 GooglePlay/App Storeにて、無料でダウンロードいただけます。「ポケット学芸員」と検索してください。 本リリースをスマートフォンでご覧いただいている方は、以下URLからもダウンロードいただけます。

iOS: https://itunes.apple.com/jp/app/pocket-curator/id1088763931?mt=8
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.waseda.pocket.curator
(推奨OS :android 5.0以上 iOS 10.0以上)

【導入施設】
桑名市博物館
〒511-0039 桑名市京町37-1
電話 0594-21-3171
https://www.city.kuwana.lg.jp/bunka/bunkashisetsu/hakubutsukan/





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情報提供元: Dream News
記事名:「 ミュージアム展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」の桑名市博物館への導入が決定しました