株式会社カイテクノロジー(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:勝屋 嘉恭、以下カイテクノロジー)は、近年、食生活の多様化によって栄養管理が複雑化している給食現場において、栄養・給食管理システムがますます欠かせないものになっている現状に伴い、栄養士および管理栄養士の需要がIT企業にも拡大しおり、活躍の場が広がりを見せていることをお伝えします。

■給食と管理栄養士の現状
日本において給食は身近な存在で、保育園から小学校・中学校、会社の社員食堂や病院での入院食、福祉施設の食事などの多くが給食に分類することができます。諸外国と比べて日本の給食は、バランスよく栄養を摂取すること、食文化の理解や食事に感謝する気持ちを育むこと、食を通じたコミュニケーションの場となることなど、文化の一つとして強い役割を持っています。
そんな給食事業を支えているのは、調理を行う調理師や、献立の作成や栄養計算、発注業務を行う管理栄養士・栄養士です。近年の物価高や労働力の不足に悩まされながらも、美味しくて安全で健康にいい食事を提供するため、管理栄養士らは様々な工夫をしながら献立を作り、給食現場を支えています。

昨今の給食業界は、人種や宗教などによる食の多様化やアレルギー対応などによって、業務内容がどんどん複雑化しているのが現状です。さらに、国の定める食事摂取基準を守りつつ、施設ごとの予算に応じた献立を作成するだけでなく、個々人のアレルギーや宗教等による禁食の対応、厳しい衛生管理基準であるHACCP(Hazard Analysis (危害分析) and Critical Control Point (重要管理点) )にも対応しなければいけないなど、複雑かつ緻密な管理が必要とされており、管理栄養士らの日々の業務負担が大きくなってきています。

■IT企業における管理栄養士・栄養士の需要拡大について
病院や学校、保育園、高齢者福祉施設など、給食を提供する施設では、管理栄養士・栄養士が適切な栄養価が摂れるように給食の献立を作成しています。その献立作成に欠かせないのが、「栄養・給食管理ソフト」です。「栄養・給食管理ソフト」は、献立作成だけでなく、料理に使う材料のグラムを入力すると栄養価が自動計算されるため、従来のように電卓を使って計算したり食品成分表を引いたりする必要がありません。アレルギー食材や重複食材の確認、食材の発注量の自動計算機能などもあり、管理栄養士たちの日々の業務を効率化して負担を軽減する、給食には欠かせないシステムとなっています。

しかし、栄養士養成校の学生の中には、在学中に栄養管理システムに触れる機会が無く、就職活動の際や就職後の職場で初めて「栄養・給食管理ソフト」の存在を知る方もいます。一般社団法人全国栄養士養成施設協会が発表した統計(※)によると、管理栄養士ら資格取得者(令和4年度で17000人強)の就職先は、公共の給食施設や病院、福祉施設に集中しています。これらの施設では給食時の栄養管理が極めて重要とされており、専門的な知識と技能が求めらると共に、「栄養・給食管理ソフト」などIT企業が提供するシステムによるDX化も求められています。さらに、最近では、健康に注目したスマホアプリなど個々人が利用できる栄養管理サービスが増加しており、IT企業における管理栄養士・栄養士の役割はますます重要になってくることが予想されます。
※参照 令和4年度:栄養士養成施設の卒業生の就職実態 https://www.eiyo.or.jp/about/shushoku.html (一般社団法人 全国栄養士養成施設協会発表)


■カイテクノロジーによる管理栄養士・栄養士への取り組みについて
カイテクノロジーでは、30年以上に渡り管理栄養士の採用に力を入れています。社内には常に20名ほどの管理栄養士が在籍しており、システムを通して給食の現場で働く管理栄養士たちを支え、販売やユーザーサポート、商品力の向上に寄与しています。社内活動においても、健康経営に取り組む会社として食生活のアドバイスコラムを社内報に掲載したり、社内活動のヘルシーごはん研究会に参画したりと、業務外でも管理栄養士らの存在感が出てきております。

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カイテクノロジーは、給食業界におけるDX需要に対応するため、また、栄養士の養成校に所属している未来の管理栄養士・栄養士の学習を支援するため、栄養・給食管理ソフト『Mr.献ダテマンWeb』を業界最安値で提供する「スクールパック」プランを新設しました。また、管理栄養士・栄養士の就職先としてIT企業が選択肢にあることを学生に知ってもらい、業界、および職業理解の向上のため、未来の管理栄養士・栄養士候補に向けて近隣小学校の会社見学受付などを行っております。

今後も管理栄養士・栄養士の活躍の場を広げる活動を続けるとともに、『Mr.献ダテマン』が給食現場のDX推進に貢献することを目標に、ITの力で日本全国の管理栄養士・栄養士の業務の快適化・最適化できるよう今後も追求してまいります。

▼「Mr.献ダテマン」とは
カイテクノロジーが開発・販売する栄養・給食管理システム「Mr.献ダテマン」は、栄養価計算や献立や料理データ、受発注管理、食事提供の記録などを一元管理することで、病院、高齢者福祉施設、保育園や給食センターなど、給食を提供する施設の給食運営を効率化し、栄養士たちがより質の高いサービスを提供できるよう支援しています。今後も、IT企業における管理栄養士採用の草分け的存在として、社内・社外の管理栄養士らと二人三脚で「Mr.献ダテマン」を成長させてまいります。

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■会社概要
カイテクノロジーは、システム開発事業と、自社ソフトである栄養・給食管理ソフト「Mr.献ダテマン」を開発販売しているIT企業です。これからも「プラスαで快適な明日へ」をミッションとし、IT技術によって、お客様にとって役に立つ「ひと」「もの」「情報」を提供し、不便を解消し、快適に変える企業を目指します。

・概要
社名 :株式会社カイテクノロジー
代表 :代表取締役社長 勝屋 嘉恭(かつや よしやす)
本社 :東京都新宿区内藤町87 大木戸庁舎6階
ホームページ :https://chitech.co.jp/
TEL :03-6273-0408
設立 :2015年12月17日
上場市場 :TOKYO PRO Market(証券コード:5581)
資本金 :28,200千円
従業員数 :379名(2024年4月現在)
事業内容 :システム開発事業、パッケージ販売事業

※記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の商号または商標です。
※ニュースリリースの情報は、発表日現在のものです。発表後予告なしに内容が変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社カイテクノロジー HR推進室
担当:文野(携帯:090-5475-5120)
メールアドレス:pr@chitech.co.jp



配信元企業:株式会社カイテクノロジー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 IT企業での栄養士需要が拡大傾向に ~管理が複雑化する給食現場のDX需要に応える栄養給食システム 「Mr.献ダテマン」の取り組み~