【マーク・フューステル × 速水惟広】 企画名:『ディレクターズトーク ~T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOを通して考える、写真の可能性~』
内容: 今年の「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」メイン企画展「態度が<写真>になるならば」の共同キュレーターを務めるマーク・フューステル氏と本フェスティバルの創設者である速水惟広によるディレクターズトークを開催します。日本の写真家にも精通するマーク氏は今回、本フェスティバルの為にパリより来日が決定。本年度のテーマである「Link Up」や、メイン企画展参加作家のキュレーション意図などを含めた本フェスティバルの見どころについて語ります。今年で5回目の開催となる「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」。節目となるこの時に改めて、設立までの経緯、また日々アップデートされていく<写真>の向かうべき方向性について考えを交わします。
内容:「人の営みがつくる風景」をテーマに作品制作を続けてきた公文健太郎。本フェスティバルでは、昨年ドイツの出版社Kehrerより刊行された、写真集『眠る島 THE SLEEPING ISLAND』の作品を八重洲通+八重洲仲通仮囲いにて展示しています。香川県丸亀市にある離島・手島の、伸び伸びとした豊かな風土と、その中で日々暮らしてきた住人を真っ直ぐと写し出している本作。現在その美しい島には16人が暮らす静かな集落が一つ残るだけ。一体、この島にはどのような時間が流れているのでしょうか。ゲスト登壇者として、精神科医で、世界精神保健連盟次期理事長でもある秋山剛氏を迎え、手島の実状や、生活する場によって変化する人々のこころのあり方を、島の暮らしを通して読み解きます。
内容:日本の写真は海外の美術館やギャラリーからどのように見られてきたのだろうか?1974年にニューヨークのMoMAで開催された「New Japanese Photography」を出発点に、1988年のヒューストン・フォトフェスト「’88 日本の芸術写真」展、2003年「The History of Japanese Photography」、2008年のパリフォト日本年、2012年のTate Modernでの森山大道展などを取り上げつつ、日本の写真がどのようにして世界的な美術館のコレクション対象としてみられるようになったかを探る。本フェスティバルの共同キュレーターであり日本写真の専門家でもあるマーク●フューステルと日本を代表する写真ギャラリーの1つPGIのディレクター高橋朗をゲストに招きアートとしての写真について紐解く1時間。
【SCAN THE WORLD × 石川初 × 和佐野有紀】 企画名:『メイン企画展「態度が<写真>になるならば」リレートーク SCAN THE WORLD × 石川初(ランドスケープアーキテクト)』
内容:石毛健太とBIENの2名のアー ティストが中心となり展開する、ハンディスキャナで新しい遊びを考えるプロジェクトの総称、SCAN THE WORLD。それは路上表現のひとつであり、同時に誰もが参加できる新しい遊びでもある。街への興味にスキャンするという身体性を掛け合わせることで、思考から外れたイメージが写しだされ、それらを介して会話する。彼らの作品に深く関わる「街」はどのように構成されるのか。土地が持つ要素をもとに、都市空間や街並みなどのランドスケープを設計、構築するランドスケープアーキテクトの石川初氏と共に、私たちが普段あたりまえに過ごしている「街」を、彼らの視点でいま一度振りかえっていく。
登壇者:SCAN THE WORLD、石川初、和佐野有紀
開催日:10月10日(火)19:00-20:00
会場: 1.TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY(東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F) 2.オンライン参加 (オンライン会議システムのZoomを利用します。) ※参加用URLは、当日までに参加者へ通知がございます。
【System of Culture × 泉津井陽一 × 速水惟広】 企画名:『メイン企画展「態度が<写真>になるならば」リレートーク System of Culture × 泉津井陽一(撮影監督/コンポジッター)』
内容:System of Cultureは、静物写真を制作の軸にしながら、今日まで蓄積し発信され続けている膨大な量のイメージおよび理論を参照しながら、それら同士の関係を作品化することで、物事に対する視点の変化を促します。絵画や日本画など様々なものを参照元とする彼だが、アニメーションからの影響も多分にあるという。今回は、ゲスト登壇者に、アニメーションコンポジッターであり撮影監督でもある泉津井陽一氏を招き、分野の違う作り手がどのように同じ視点をもち、レンズを通して何を見ているのかを考察していきます。
登壇者:System of Culture、泉津井陽一、速水惟広
開催日:10月21日(土)18:00-19:30
会場: 1.TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY(東京都中央区 京橋 3-6-6 エクスアートビル1F) 2.オンライン参加 (オンライン会議システムのZoomを利用します。) ※参加用URLは、当日までに参加者へ通知がございます。
◆ 屋外型国際写真祭『T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO』とは? 2017年の開始から今回で5回目を迎える『T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO』は、世界的にも珍しい大都市の中心で開催される「屋外型国際写真祭」です。メインの舞台となるのは東京の【八重洲・日本橋・京橋】。中でも八重洲・京橋は、東京駅や銀座、日本橋に挟まれた絶好の立地にも関わらず、多くの人にとってオフィス街のイメージがあります。しかし、その歴史を紐解くと、江戸時代には城下町として文化が栄え、明治、大正、昭和と多くの文化人が足しげく通ったエリア。現在も江戸時代から続く老舗や、150以上の古美術商や画廊が存在するなど、都内有数のアートの集積地として高いポテンシャルを秘めています。世界水準のアーティストたちによる作品展示やパブリックプログラム、さらには、日本国内14の美大・専門学校と協力し開催する「STUDENT PROJECT」を通じて、同エリアが「次世代の写真文化を育むアジアのハブ」となることを目指し開催しています。
◆一般社団法人 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY(T.I.P.)について
|写真の未来を語り、交流する場所の創造 一般社団法人 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY(T.I.P.)は、(1)教育事業、(2)アーティストインレジデンス(AIR)事業、(3)地域文化事業という3つの事業を柱に活動を行う一般社団法人です。写真展示ギャラリーや、会員向けライブラリー、撮影スタジオなどの設備を持ち、写真文化と地域への貢献をミッションに活動をしています。
会社名:一般社団法人 TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY 創業:2010年08月 所在地:東京都中央区京橋3-6-6 エクスアートビル 1F 電話番号:03-5524-6994 HP:https://tip.or.jp/abouttip