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頭髪化粧品市場について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆2022年の頭髪化粧品市場は、前年比0.6%減の4,876億円。ヘアケアおよびヘアメイクはコロナ禍から回復基調にあるものの、成長著しい育毛商品が前年までの反動で縮小したことから、頭髪化粧品全体でも縮小推移となっている。
◆分野別にみると、頭髪化粧品市場全体の5割以上を占めるヘアケア市場では、従来マスブランドを中心に拡大してきたが、2010年代後半以降、スモールマス化が加速したことで「YOLU」(I-ne)や「エイトザタラソ」(ステラシード)など高価格帯の新興ブランドがシェアを広げている。またこれら新興ブランドは、ナイトケアや保水美容など新たなコンセプトを打ち出すことで、ヘアケア市場における地位確立に成功しており、近年はキープレーヤーの勢力図に大きな変化がみられている。
◆また、2020年以降「ニューモ」(ファーマフーズ)に代表される通販系ブランドが好調に推移している育毛商品市場では、2022年は上記の通り減少推移したものの、2019年比では20%超の伸長をみせるなど、近年の頭髪化粧品市場の成長を牽引するカテゴリーとして存在感を示している。一方、ヘアメイクについては、2022年は外出機会の増加により前年越えとなったものの、近年は男女とも若年層を中心に商品の使用機会が減少していることから、概して苦戦を強いられている。
◆2023年については、2022年比2.1%減の4,776億円で推移する見込み。育毛商品については、性別を問わず、通販系ブランドを中心に引き続きニーズが拡大するとみられるものの、それ以外の分野については市場が成熟期を迎えていることから、いずれも0~5%程度の減少推移が予想される。市場成長率が頭打ちとなっている現状、今後は競合との差別化につながるユニークなコンセプトの提案や、未開拓ユーザーへのアプローチが市場拡大のための重要なポイントとなる。
◆当資料では、ヘアケア、ヘアカラー、ヘアメイク、育毛商品の各分野を徹底分析。大手ブランドから新興系まで幅広いブランドを対象に、各ブランドの発売経緯やコンセプト、商品展開、販売高、販売方法などを分析している。また、分野別・種類別・訴求別の販売高を算出し、同市場の動向とトレンドを明らかにしている。
【調査期間】
2023年4月~8月
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000286162&id=bodyimage1】
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<資料名>
2023年 頭髪化粧品の市場分析調査
―新興ブランドの台頭により勢力図が大きく変化―
https://www.tpc-osaka.com/c/beauty/mr210220591
発刊日:2023年8月18日 頒価:108,900円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
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