- 週間ランキング
この集計により、直近の技術開発において競合他社が権利化する上で、阻害要因となる先行技術を多数保有している先進的な企業が明らかになります。
集計の結果、2022年に最も引用された企業は、1位 東レ、2位 東洋紡、3位は同数で王子ホールディングス、帝人となりました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000282999&id=bodyimage1】
1位 東レの最も引用された特許は「接合強度が高く、気密性に優れた部材を接合した樹脂複合成形体」に関する技術で、GOERTEKの計6件の審査過程で引用されています。このほかには「生体信号検出衣料」に関する技術が引用された件数の多い特許として挙げられ、東洋紡などの計4件の拒絶理由として引用されています。
2022年に、東レの特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は三菱ケミカル(53件)、次いで東洋紡(47件)となっています。
2位 東洋紡の最も引用された特許は「高温又は高温高湿環境下で発生する偏光板/液晶セル/偏光板からなる積層体の反りを軽減した液晶表示装置」に関する技術で、SHANJIN OPTOELECTRONICSなどの計5件の審査過程で引用されています。
2022年に、東洋紡の特許によって影響を受けた件数が最も多い企業は大日本印刷(28件)、次いで三菱ケミカル(27件)です。
3位 王子ホールディングスの最も引用された特許は「微細セルロース繊維含有樹脂組成物」に関する技術で、古河電気工業の計4件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2022年に、王子ホールディングスの特許により影響を受けた件数が最も多い企業は大王製紙(43件)、次いでユニ・チャーム(39件)となっています。
帝人の最も引用された特許は「非水系二次電池用セパレータ及び非水系二次電池」に関する技術で、積水化学工業など計3件の審査過程において拒絶理由として引用されています。
2022年に、帝人の特許により影響を受けた件数が最も多い企業は東レ(25件)、次いで日東電工(17件)となっています。
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■ランキングの集計対象
日本特許庁に特許出願され、2022年12月までに公開されたすべての特許のうち、2022年1月から12月末までの期間に拒絶理由(拒絶理由通知または拒絶査定)として引用された特許を抽出。
本ランキングでは、権利移転を反映した集計を行っています。2023年5月末時点で権利を保有している企業の名義でランキングしているため、出願時と企業名が異なる可能性があります。
業種は総務省の日本標準産業分類を参考に分類しています。
■繊維・紙・パルプ業界 他社牽制力ランキング2022 データ販売
納品物:以下のデータを収録したエクセルファイル
1)ランキングトップ50社
繊維・紙・パルプ業界の被引用件数上位50社のランキング
2)被引用件数上位100件のリスト
繊維・紙・パルプ業界の被引用件数上位100件及び引用先の特許との対応を掲載
価格:50,000円(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2023/07/fcitpaper.html
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階
配信元企業:株式会社パテント・リザルト
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