両製品はそれぞれ独自に区別されており、MIPI D-PHY IP v1.1は、超低消費電力向けに最適化されており、小型で低解像度の画面では最小限のスループットを必要とする一方で、電力が最も重要となるウェアラブルおよびIoTディスプレイ・アプリケーションを対象としています。D-PHY IP v1.2は、より広い市場を対象としており、両バージョンとも車載用として認定されています。
D-PHY IPはまた、TxのみおよびRxのみでも利用可能で、シリコン面積が減少し、消費電力がさらに向上しています。同社のD-PHY IPは、当社のMIPI DSI-2およびCSI-2 IPとシームレスに統合されており、Total MIPI DisplayおよびTotal MIPI Camera IP Solutionとして提供されます。Arasan社のD-PHY IPのすべての組み合わせは、GlobalFoundries社の22nmで即座に利用可能です。Arasan社はまた、GlobalFoundries社の12nmのSoC設計向けにD-PHY IPとC-PHY / D-PHY Combo IPを提供しています。