Amin H. Nasser, Aramco President &CEO (center), attends the signing ceremony for Aramco’s acquisition of a 10% interest in Rongsheng Petrochemical Co. Ltd. Mohammed Y. Al Qahtani, Aramco Executive Vice President of Downstream (sitting right), and Li Shuirong, Rongsheng Chairman (sitting left), signed the documents in the presence of Anwar Al Hejazi, Aramco Asia President (standing left) and Xiang Jiongjiong, Rongsheng CEO (standing right) この戦略的提携により、アラムコは、ロンションの関連会社である浙江石油化工有限公司(Zhejiang Petroleum and Chemical Co. Ltd、ZPC)に対して、アラビア原油を日量48万バレル(bpd)供給します。アラムコの100%子会社であるAramco Overseas Company (以下「AOC」)が、ロンションの持株を取得します。
アラムコの下流部門担当エグゼクティブ・バイス・プレジデント、Mohammed Y. Al Qahtaniは次のように述べています。「今回の発表は、アラムコの中国に対する長期的なコミットメントと、中国の石油化学セクターの基盤への信頼を示しています。アラムコにとって、鍵となる市場での重要な買収であり、当社の発展的野心を支え、液体から化学品への戦略を推し進めるものです。また、中国の最重要製油拠点のひとつに、必要な原油の安定的供給も確約します。」
これは、3月26日に行われた、アラムコの合弁会社であるHuajin Aramco Petrochemical Company (HAPCO)により予定されている、2023年第2四半期の中国北東部での大規模な統合製油所と石油化学コンプレックス建設の開始発表を受けたものです。HAPCOの株式30%を保有するアラムコは、最大で21万bpdの原油を同コンプレックスに供給する予定です。