2023年5月18日、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、ポジティブワン株式会社(本社:東京都渋谷区)は、NVIDIA Jetson Orin Nano対応の受託開発および日本デザイン発信の標準キャリアボードの新製品を2023年6月にリリース予定です(上記の写真は、当社製キャリアボードにNVIDIA Jetson Orin Nanoを搭載して起動させたものです)。
NVIDIA Jetson Orin Nanoベースの独自キャリアボードを先行して開発を開始しており、すでに、リリース前にきております。コンセプトは、Jetson NXシリーズの互換性を意識した設計を行っており、現状のリリース予定の基板は、Jetson NXモジュールとフォームファクタおよびピン互換であるJetson Xavier NX、Jetson TX2 NX、 Jetson Nano Jetsonの互換性の延長として、Jetson Orin Nanoも意識をした設計となっております。評価時に仕様されている評価ボードを意識して、40pinなどのペリフェラル等の評価基板で使われるプリフェラルを維持しながら、3つのTypeのM.2を用意しております。M.2は、LTE/5G/6Gのモバイル拡張、SSDの拡張、WiFi Bluetoothと拡張ができる設計となっています。
また、標準キャリアボード製品では補えない仕様の場合、NVIDIA Jetson Orin Nanoで利用可能なキャリアボードの設計開発を行うことも可能であり、ソフトウエアの設計開発も含めた開発も行います。
NVIDIA Jetson Orin Nano がエントリーレベルのエッジ AI とロボティクスの新基準を 80 倍のパフォーマンス向上で打ち立てており、Orin ベースの 6 つのプロダクション モジュールにまたがり、エッジ AI およびロボティクス アプリケーションのフルレンジをサポートします。最小のJetsonフォームファクターで最大40兆回のAIパフォーマンスを提供するOrin Nanoから、高度な自律型マシン向けに275 TOPSを提供いたします。
Jetson Orin は、NVIDIA Ampere アーキテクチャの GPU、Arm ベースの CPU、次世代のディープラーニングおよびビジョン アクセラレータ、高速インターフェイス、高速メモリ帯域幅、マルチモーダル センサーのサポートを備えています。この性能と汎用性により、エッジAIアプリケーションを展開するエンジニアから、次世代のインテリジェントマシンを構築するロボティクスオペレーティングシステム(ROS)開発まで、かつては不可能と思われていた製品をより多くの顧客が商品化できるようになります。