聴覚機器及びワイヤレス通信機器の世界的リーディングカンパニーとして躍進を続けるソノヴァ社(グループ本社・スイス連邦)の日本法人ソノヴァ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:パトリック・パーラー)は、同社フォナック製品を使用する喜多美結選手が2023年全豪オープンのデフ(ろう者)部門に出場することを受け、積極的な協力姿勢を表明。その一環として、同選手が2023年1月27日から29日の大会中に出場する全試合で着用するゲームシャツに、フォナックブランドロゴを提供し、応援します。

現在世界デフテニスランキング2位の喜多選手は、2019年にトルコで開催された世界デフテニス選手権大会で優勝した実績を持つ、日本を代表するアスリートの一人です。史上初めてテニス4大国際大会にデフ部門が新設された今回の全豪オープンには、全世界から8名のデフテニスプレーヤーが招待され、喜多選手がその1人に選出されました。

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現在関西大学に通う喜多選手は、テニスを始めた小学校4年生の頃に原因不明の難聴が発覚し、2018年より聴覚障がい者テニス(デフテニス)に挑戦しています。

今回のグランドスラム出場を前に、同選手は次のように心境を語っています。
「私自身は、テニスを通して聴覚障害のことを少しでも広め、聴覚障害者の思いを少しでも知ってもらいたい、そして自分の感じてきた辛さを子どもたちが感じることのない世の中にしていきたい、という気持ちで競技に取り組んでいます。今回全豪オープンに出場するにあたって、知名度の高い大会なのでただ出場するだけでなく、聴覚障害者の思いを少しでも広められる機会にしたいと考えています」。

さらに、日常的にフォナックの補聴器およびデジタル補聴援助システム「ロジャー」を使用している同選手が今大会にフォナックのロゴを着けて試合に挑む理由について、次のように述べています。
「フォナックさんの補聴器、ロジャーマイク*を昨年から使わせていただいていますが、ロジャーマイクは聴覚障害を持つ人にとってとても必要なものだと実感しました。ロジャーマイクがもっと広まれば、聴覚障害者の負担が軽減されると思うので、少しでもフォナックさんの補聴器やロジャーマイクを広められたらいいなと思っています。」

ソノヴァ・ジャパンでは、今回の協力を契機に難聴者への理解と啓発を促す取り組みを強化すると同時に、聞こえの課題を改善するフォナック製品の認知拡大に一層注力していく方針です。

*ソノヴァ社が製造販売を行うデジタルワイヤレス補聴援助システム「ロジャー」の送信機(ワイヤレスマイクロホン)。ロジャーについて詳しくは https://bit.ly/3W86j4I

フォナックについて
スイス・ステファに拠点を置くソノヴァグループのフォナックは1947年に設立され、補聴器、ワイヤレス機器を開発しています。聴覚に特化した専門技術と聴覚ケアの専門家との強い協力関係の下、製品を通じて世界中の人々の豊かな聞こえをサポートし、QOL の向上に貢献してきました。フォナックの多彩な製品は世界100 カ国以上で愛用されており、補聴器の小型化、性能の分野において補聴器業界のベンチマークとして位置づけられ、聴覚分野のリーディングカンパニーとして躍進しています。
Phonak - 人生が動き出す。
フォナックは1947年以来、新しい音響の世界を切り開き、人々の人生を豊かにする取り組みに情熱を傾けてきました。私たちは「良い聞こえは、健康で充実したしあわせな毎日に欠かせないものである」と考えています。現在もそしてこれからも、聴覚専門家とともに「ことばの理解を高めること」、「人々の暮らしを豊かにすること」そして「社会全体により良い効果をもたらすこと」を大切にし、革新的な聞こえのソリューションを幅広くご提供できるよう力を注いでまいります。



配信元企業:ソノヴァ・ジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 2023年全豪オープン史上初のデフ部門に出場の喜多美結選手、 フォナック製品に寄せる熱い思いを胸に。 聴覚障がい者の課題改善を目指し、聴覚支援機器の認知度向上の大切さを啓蒙