株式会社グローバルインフォメーション（所在地：神奈川県川崎市、代表者：小野悟、証券コード：東証スタンダード 4171）は、市場調査レポート「EPA/DHA成分の世界市場 （2023年～2032年）：市場規模 （原料 （アンチョビ/イワシ油・高濃縮物・中濃縮物・低濃縮物・藻類油・まぐろ油・その他） 別）・COVID-19の影響・競合市場シェア・予測」（Global Market Insights Inc.）の販売を12月16日より開始いたしました。

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EPA/DHA（オメガ3）成分市場は、2023年から2032年にかけて大幅な成長を記録することが予測されています。オメガ3脂肪酸サプリメントの利点に関する認識が広まったことで、売上高が上昇しています。EPAとDHAの利点を特定するために数多くの研究が行われています。推定では、4,000件以上のヒト臨床試験を含め、40,000件以上の研究がEPAおよびDHAの分野で発表されています。

EPAとDHAは、母体の健康、出生前の健康、心臓と脳の健康、さらには動物の健康にも良い影響を与えることが示唆されています。オメガ3脂肪酸の抽出の伝統的な方法に関連する環境問題の高まりは、多くの技術革新を引き起こしています。技術の進歩とR＆Dにより、微細藻類のような植物ベースの原料からEPAとDHA脂肪酸が調達できるようになりました。

栄養と栄養補助食品ブランドは、オメガ3の技術革新と研究の先頭に立っています。例えば、2022年5月、栄養会社のThai Union Ingredientsは、Omega 3 Center of Excellence（O3C）という新しい研究施設を設立する計画を発表しました。これは、サプリメントや栄養強化製品に関する共同研究を強化するのが狙いです。

EPA/DHA（オメガ3）成分市場は、製品、供給元、用途、地域別に分類されます。

製品別に、市場は、EPAとDHAにさらに分類されます。EPAセグメント市場は2022年に3億8500万米ドル超とされました。医療意識の高まりと、オメガ3脂肪酸を多く含む食事への消費者志向の高まりが、セグメントの成長に有利に働いています。EPAは、うつ病、心臓疾患、ADHD、関節リウマチの治療に役立つと考えられています。また、月経痛や更年期障害の影響を軽減するなど、女性の健康に関わる効果も期待されています。

供給元別に、市場は、サーモンオイル、アンチョビ/サンドリンオイル、タラ肝油、アルゲオイル、マグロ油に分類されます。タラ肝油セグメントは、2023年から2032年の間にCAGR6.5%を示すと予測されています。タラ肝油は、高い栄養成分を持ち、オメガ3脂肪酸の豊富なソースであり、化粧品、食品および飲料、医薬品、動物飼料に用途を見出すことが出来ます。予防医療への関心の高まりは、同セグメントの成長を加速させると思われます。

用途別に、市場は、ペットフード、乳児用調製粉乳、機能性食品、医薬品、栄養補助食品、その他に分類されます。EPA/DHA（オメガ3）成分の乳児用粉ミルク用途は、2032年にかけて持続的な成長を記録すると予想されます。オメガ3成分は、視覚および神経の発達を促進する能力があるため、乳児用ミルクへの使用が増えています。EPAおよびDHAベースのベビーフードを購入するよう親を奨励する有利な政府の取り組みが、同セグメントの成長を補完しています。

欧州市場は、2032年までに10億米ドルを超えると推定されます。欧州は、健康と福祉に関連する消費者意識の高まりと栄養補助食品の消費量の増加により、顕著な成長が期待されています。

2022年にIpsos European Public AffairsがEU加盟国14カ国で実施した調査によると、回答者の93％が過去12カ月間に食品サプリメントを摂取しており、調査対象者の19％がオメガ3または魚油を消費しています。

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情報提供元： Dream News
記事名：「 EPA/DHA（オメガ3）成分市場：タラ肝油は、2032年までCAGR6.5%で成長予測 」