アクロニスは、MSPをバックオフィス業務から解放し、顧客の重要事項である事業継続に専念し、より価値の高いサービスに多くの時間を費やせるようにします。

※本リリースは2022年11月8日にフロリダ州マイアミで開催された#CyberFit Summitで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは本日、Acronis Cyber Protect Cloudの戦略的アップデートと、アドバンスドパックオプション新製品「Advanced Automation」および「Advanced Management」へのマシンインテリジェンス機能の搭載をはじめとする革新的な機能向上を発表しました。

このラインアップ拡充により、マネージドサービスプロバイダー(MSP)は、運用管理の複雑さを低減し、より価値の高いサービスの提供に専念できるようになり、顧客のビジネスと、システム、アプリケーションからデータまで、生産性、安全性、セキュリティに影響を与えることなく運用するためのツールを提供します。

MSPとその顧客はシステムの可視性を求めており、事実ITおよびセキュリティチームの76%がアプリケーションや資産を1つのビューから管理できないという課題に直面しています。予期せぬダウンタイムを防止しIT環境に発生した問題を特定し対応するには、可視化による現状把握が重要です。一方、顧客はMSPに迅速な対応と総合的な解決を期待しています。ダウンタイムは顧客のコスト増につながるためMSPにはSLAの遵守が求められます。

2022年10月に提供開始したAcronis Cyber Scriptingソリューションに続き、今回のAdvanced Management新機能の発表により、MSPは包括的でプロアクティブなエンドポイント管理ソリューションを利用できるようになります。

● マシンインテリジェンスベースのリモート監視
自動化により手動による閾値設定は不要。アダプティブな常時異常検出。

● フェールセーフパッチ管理
パッチ適用に失敗した場合、自動のバックアップからでパッチ適用前の状態にロールバック。

● ハードディスクドライブ状態監視
予兆監視とマルチベンダー対応。

● リモートデスクトップの機能向上
低速なネットワーク環境でもハイパフォーマンスな操作感。ユーザーと管理者の双方からセッション開始可能。また、macOSおよびLinuxのサポートも開始しました。

● リモートデスクトップのセキュリティ保護強化
Cyber Scriptingで2要素認証(2FA)を採用し、双方向からAESを利用した新しいプロトコルの管理ツールで脆弱性を防止。

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Advanced Management Status Report

アクロニスは、これらの新機能を、Acronis Cyber Protect Cloudのセキュリティ、バックアップ、およびDR(ディザスタリカバリ)機能と組み合わせることで、MSPと顧客の期待に応えます。

GMGエグゼクティブボードメンバーのYves Meier氏は次のように語っています。「MSPの弊社を信頼し、事業継続を任せてくださるお客様に最高のカスタマーエクスペリエンスを提供したいと考えています。しかし現実は、限られた予算で個別のバックアップ、セキュリティ、運用管理製品を配備することは困難です。アクロニスのソリューションは完全な統合ソリューションのため、導入、技術習得から運用まで容易に行うことができ、お客様の支援に集中できます。さらにアクロニスのAdvanced Managementを利用することで、よりプロアクティブで予防的な保護をお客様に提供でき、サービス満足度の向上とサービス工数の削減に大きく貢献しました。」

しかし、IT管理ツールを改善することだけがすべてではありません。
MSPは、サービス使用量に基づく従量課金ベースの複雑な市場環境の中、健全な収益を獲得しつつ、同時に優れたカスタマーエクスペリエンスを提供しなければならないという重圧にさらされ続けています。これらの課題を解決するソリューションは存在しますが、それらの高度な機能を使いこなせるMSPは多くはなく時期尚早です。また市場によっては、MSPがそれらのソリューションを利用できないこともあります。

このように利用できる最適なソリューションがないことが、MSPを困難な状況にしています。MSPはどのようなサービスを提供し、SLAをどのように達成し、請求書に記載されている課金対象のサービスが顧客にどのような価値を提供しているかをわかりやすく示す必要があります。しかし、多くの場合はレポートを作成し、手動で契約項目の精査をしています。この生産性につながらないチケットとスタッフの工数を間接コストとして消費しています。

2023年第1四半期に提供開始を予定しているAdvanced Automationでは、アクロニスのプラットフォームにネイティブなビジネスオートメーションを導入し、MSPは自社のバックオフィス業務を、エンドポイント管理などのアクロニスのサービスと統合できるようにします。新機能は次の通りです。

● 請求の自動化(従量課金サービスをサポート)
● SLAの監視/レポート作成、技術者のパフォーマンス
● サポートチケット発行システム
● テナントごとの課金対象時間 / 非対象時間の詳細計算と集計
● 運用管理、および収益性についてのレポート作成とダッシュボード機能
● 複数言語対応
● 統合された操作コンソールによる操作と監視

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Advanced Automation Gross Profit

Daemen ICT創業者でディレクターのRichard Daemen氏は次のように語っています。
「サービス使用量に基づく従量課金ベースのサービスへの移行で、毎月の請求業務が大幅に複雑化し間違いが起こりやすくなりました。そのため、お客様に正確な請求を行うために、生産性につながらない多くの工数が発生する事態になりました。」
また同氏は、「私たちはこれらの問題を解決するために複数のビジネスオートメーションツールを検討しましたが、ツールによっては、制限があったり現時点では複雑すぎたりして、導入には至りませんでした。このビジネスオートメーションツールのネイティブな統合によって、アクロニスのサービスの提供を一元管理できるようになると期待しています。」

MSPは今後、Advanced Managementをはじめとするアクロニスのソリューションによるサービス自動化とビジネスオートメーションを組み合わせることで、より効果的なサービスを効率的に拡張できるようになります。サポートチケット業務の自動化による迅速な対応、提供サービス内容の透明化、SLAの検証、運用管理者の稼働率をはじめとするパフォーマンスと売上および収益予測の連携で、健全な収益を獲得しながら顧客満足度向上を実現します。

上記新機能、及び新製品の提供開始予定は、下記の通りとなります。
● 2022年12月:Advanced Managementのリモートデスクトップのセキュリティ保護強化
● 2023年第1四半期:Advanced Managementのマシンインテリジェンス監視機能 / アドバンスドパック新製品Advanced Automation

アクロニスについて
アクロニスはデータ保護とサイバーセキュリティを1つのソリューションに統合し、現代のデジタル社会の安全、アクセス性、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)問題の解として統合と自動化されたサイバープロテクションを提供します。アクロニスは、サービスプロバイダーやITプロフェッショナルすべてのシステム、データ、アプリケーション保護のニーズに、革新的な次世代のアンチウイルス、バックアップ、ディザスタリカバリ、人工知能(AI)によるエンドポイント保護管理とサイバープロテクションを柔軟な導入オプションで提供します。アクロニスは、最新のマシンインテリジェンスによる高度なマルウェア対策とブロックチェーンベースのデータ認証テクノロジーで、クラウド、ハイブリッドからオンプレミスまですべての環境を予算に応じて保護します。

2003年シンガポールで設立、2008年にスイスで法人登録のアクロニスは、世界中19か国、34拠点で従業員2,000人を超える規模の企業に成長しました。Acronis Cyber Protectブランドのソリューションは、150か国以上の国に26言語で提供され、2万社を超えるサービスプロバイダーで利用されており75万社を超える企業を保護しています。

Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。



配信元企業:アクロニス・ジャパン株式会社
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情報提供元: Dream News
記事名:「 アクロニス、MSPサービス事業者向けのマシンインテリジェンスと新たな自動化ツールで、カスタマーエクスペリエンスとビジネス継続性を向上