今回発表の「PowerGres Plus V13」は、PostgreSQL 13をベースに、従来からある透過的データ暗号化(TDE)に加えて新たにマテリアライズド・ビューの高速化を実現するpg_ivmモジュールを搭載しました。また、PowerGres Plus V13 からサポート料金体系をCPU数に応じた体系からインストール数に応じた体系に変更しました。これにより、CPUコアを多数備えるエンタープライズ仕様のサーバ環境でこれまで以上の高いコストパフォーマンスを実現することが可能です。
「PowerGres Plus V13」のその他の特長は以下のとおりです。
■ 使いやすく、パフォーマンスに優れた、透過的データ暗号化(TDE)機能 業界標準の強力な暗号化アルゴリズムAESを用いて、データベースに格納するデータやバックアップデータ、トランザクションログ、一時ファイルを暗号化できます。データは自動的に暗号化、復号されるため、アプリケーションが暗号化を意識する必要はありません。また、Intel(R) Xeon (R)プロセッサのAES-NI命令を活用し、暗号化と復号のオーバヘッドを極小化しているため、パフォーマンスの劣化が極小化されています。近年では、PostgreSQLの拡張機能等でもいくつかの暗号化ソリューションがありますが、アプリケーションとの親和性、パフォーマンスの点で、PowerGres Plus の透過的データ暗号化(TDE)は、ユーザにより大きなメリットをもたらすと考えています。