▽14台が1秒以内に入る激しい予選と、465Garageが圧倒的な強さを見せつけた Pro Class
続いてメインのPro Classが開催。予選からハイレベルな争いが展開され、ポールポジションには優勝候補の#465武藤壮太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が1:45:572でポールを獲得、2番手には1000分の1秒差という僅差で#466齊藤 祐太(Bigholiday eSports Team with 465garage)が入り、同チームでフロントローを分け合う形となった。
Professional Classでは実際のレースに参戦するトップドライバーも多く参加。当日に参加が急遽確定したF2ドライバーの#4岩佐歩夢(LAPS)はリアルドライバーの中ではトップの3番手グリッドを獲得。続いて#5小出俊(Bigholiday eSports Team with 465garage)
淡々とした展開が続く中、トップ#465武藤と#4岩佐は2秒前後の差をキープしながら周回を重ね、#465武藤が後続とのギャップをコントロールしながらレースを展開。ともにレース中にファステストを更新しながら後続を引き離していく。中段ではバトルが所々で起きていたが、シケインの飛び込みで#71木村偉織(ZENKAI RACING eSports Team)が#62廣瀨 智輝(BON RACING TEAM)にオーバーテイクを仕掛けるが、2つ目の進入で接触。木村はスピンでポジションダウンを強いられ、こちらも苦しい展開に。
レースが大きく動いたのは残り23分を切った頃、#4岩佐がピットストップで#465武藤のアンダーカットを狙う。岩佐はタイヤ無交換でピットアウトし、21番手で復帰。翌周には#43大三島がピットストップを行い、岩佐の前でピットアウトし逆転に成功。トップグループで初の順位変動が起きた。更に翌周は#465武藤、#466齊藤の2名が同時にピットストップ。武藤はトップのリードを保ったままピットアウトするが、驚くべきは齊藤が、岩佐、大三島の2名をピットストップで逆転し、2番手に一気に浮上。Bigholiday eSports Team with 465garageの2台が1-2体制を築き上げレース終盤へと突入していった。