株式会社データリソースは、Dell'Oro Group(デローログループ)の英文調査レポート「構内イーサネットスイッチの四半期レポート」を2022年9月14日に販売開始しました。同社の9月13日付プレスリリースによると、2022年第2四半期の構内スイッチの世界売上高は5%増加した、と報告しています。


プレスリリース詳細
2022年第2四半期の構内(Campus)スイッチの売上高は予想を上回る
アリスタ、ジュニパー、ユビキティが中国以外の地域でシェアを拡大

2022年9月13日付プレスリリース
カリフォルニア州レッドウッドシティ発
電気通信、ネットワーク、データセンター業界の情報を提供するDell'Oro Groupの最新レポートによると、2022年第2四半期の構内スイッチの世界売上高は5%増加した。これはベンダーが供給の課題を一部回避できたためであり、1桁台前半の成長という当社の予測を上回った。4四半期累計ではArista、Juniper、Ubiquitiが中国以外の地域でシェアを伸ばした。

Dell'Oro Group のシニアディレクター、Sameh Boujelbene は、次のようにコメントしている。

「全般的に需要は引き続き強いものの、市場パフォーマンスは相変わらず供給環境に大きく左右される。第2四半期に入ると多くのベンダーが、特に中国での数週間にわたるCovid19のロックダウンによって、供給状況が更に厳しくなるとの警報を発した。しかし驚くべきことに供給問題を乗り切ろうとするベンダーの努力が実を結び始め、予想を上回る水準の出荷を実現することができた。これらの取り組みには、マルチソーシング戦略、異なる部品に対応するための製品再設計、仲介市場の活用などが含まれる。」

「とは言え供給は依然として逼迫しているため、市場シェアの変動は、必ずしも競合他社の置き換えを反映したものではなく、むしろ出荷のタイミングを反映したものである可能性があり、四半期ごとの大幅な変動の影響を受ける可能性がある。これらの変動をある程度中和する試みとして、4四半期累計の売上高シェアに注目した。その結果、CiscoとHPEがArista、Juniper、Ubiquitiに約半分の収益シェアを奪われたことを除いて、中国以外では大きな市場シェアの変動はないようだ。」と Boujelbene は付け加えた。

レポートハイライト(2022年第2四半期)

 ● 収益の伸びが出荷台数を上回ったため、当四半期の平均販売価格(ASP)は上昇したが、これは主に製品ミックスがより良好になった結果であることを示唆している。供給上の問題からベンダーは定価を引き上げているが、リードタイムが長いため、こうした価格設定が市場の業績に大きな影響を与え始めるのは年明け以降になる。
 ● 中国では、前四半期にH3Cに逆転されたファーウェイが、再び売上高トップの座に返り咲いた。
 ● 5/5.0Gbpsポートは、主に供給問題による前四半期の減少を受け、前年同期比39%増。堅調な伸びを示したものの、当四半期に出荷されたポートのうち2.5/5.0Gbpsはわずか1%。

■レポートについて
構内イーサネットスイッチの四半期レポート
Ethernet Switch - Campus Quarterly Reports
https://www.dri.co.jp/auto/report/delloro/degescampusq.html
2022年9月発行

■調査会社について
Dell’Oro Group
https://www.dri.co.jp/auto/report/delloro/index.html

株式会社データリソースは、Dell'Oro Group(デローログループ)の
日本における正規販売代理店として調査レポートの販売を行っています。

■プレスリリースに関するお問合せ
Dell'Oro Group日本正規販売代理店
株式会社データリソース
〒107-0052
東京都港区赤坂1-14-5 アークヒルズエグゼクティブタワーN313
Tel:03-3582-2531 Eメール:office@dri.co.jp
HP: https://www.dri.co.jp

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000266302&id=bodyimage1



配信元企業:株式会社データリソース
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ
情報提供元: Dream News
記事名:「 キャンパス(構内)スイッチはArista、Juniper、Ubiquitiが中国以外の地域でシェアを拡大【デローログループ調査報告】