ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「特定健診未受診者対策サービス」が東京都渋谷区において採用されたことを2022年7月1日に発表しました。

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【実施の背景】
東京都渋谷区は副都心として発展し、若者に人気のファッション関連企業が集まる、言わずと知れた商業としての街でもあり、繁華街を少し離れれば落ち着いた住環境も広がるなど、多彩な顔を持つ自治体です。
渋谷区の特徴として、65歳以上の高齢化率は20.7%(同規模自治体24.9%/国26.6%)、国保被保険者の平均年齢は45.6歳(同規模自治体51.2歳/国51.3歳)と、人口の25~44歳が都や国と比べて構成率が高いという特徴を持ちます。
渋谷区における「特定健診の受診状況と医療費の分析」によると、特定健診を受診している人の一人当たりの医療費は約25.6万円で、特定健診を受けていない人の42.2万円と比較して約16.6万円低いことが分かりました。
分析の結果、渋谷区では「健診受診率の向上」を被保険者の健康意識向上における一つの重要な指針として定め、健康課題の解決及び、医療費適正化における重要なカギとして捉えています。

【エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」の特長】
今回本事業を受託したエヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」は、特定健診の「不定期受診者」と「長期未受診者」に対して、次回の健診受診を促す「受診勧奨シート」を個別に送付できるサービスです。
過去5年間のうちに1回以上特定健診を受けたことのある「不定期受診者」向けの「個別受診勧奨シート」には、個人の複数年の健診結果に基づいて、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスが表示されます。従来のハガキや電話での一律の受診勧奨とは異なり、自身の過去の健診結果や個別アドバイスが掲載された勧奨シートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診へと行動変容を促します。
過去の健診結果データがない長期未受診者については、保険者全体における年代・性別ごとの疾病傾向を分析し、それぞれのセグメントが持つ生活習慣病リスクを訴求することで健診受診の重要性を伝えられる「受診勧奨シート」を送付することで、健診受診を促します。

【渋谷区の実施内容】
今回渋谷区では、過去6年分の特定健診受診履歴を分析し、「昨年度特定健診を未受診で、一昨年度から引き続き過去5年間で1回以上の受診がある者」に対し、毎年の健診受診のきっかけになるようにエヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」の「不定期受診者向け個別受診勧奨シート」を活用します。「個別受診勧奨シート」は個人の過去の健診結果推移がグラフで表示され、自身の健診結果推移を一目で把握することができます。また、フローチャートなどを活用し、対象者が自然と手を動かすことで特定健診を「自分ごと」として捉え、受診意欲が喚起されるようなデザインを採用しています。渋谷区では「個別受診勧奨シート」の継続的な送付により特定健診受診率の向上を図り、被保険者の一層の健康意識の醸成を目指しています。

株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「未受診者対策サービス」「メタボ流入抑制サービス」をはじめとする個別通知に特化したサービスを、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。

「特定健診未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
渋谷区:https://www.city.shibuya.tokyo.jp/

【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/



配信元企業:株式会社エヌ・エイ・シー
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情報提供元: Dream News
記事名:「 エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」、東京都渋谷区の保健事業「特定健康診査受診勧奨通知作成業務」として採用