リバーベッドテクノロジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表執行役社長:佐々木 匡、以下、リバーベッド)は本日、業界をリードする「統一された可観測性」を世界中のお客様に提供し、その成長を加速するための、新ソリューションの提供を含む広範な戦略を発表しました。同社の戦略の中心となっているのは、統一された可観測性の拡張されたポートフォリオの開発であり、このポートフォリオを通じて、データ、インサイト、アクションを集約し、業界で最も難しいとされている課題を解決します。この課題とは、「ユーザーとアプリケーションが高度に分散され、データが爆発的に増加し、ITの複雑性が高まる一方のハイブリッド環境において、高性能で安全性が高く、シームレスなデジタルエクスペリエンスをもたらすにはどうすればよいのか」というものです。リバーベッドは併せて、統一された可観測性ポートフォリオであるAlluvio by Riverbed(TM)の投入も含めた、新たなブランドを発表しました。この新ブランドは、リバーベッドそのものとテクノロジーの進化、ならびに同社の可視性および可観測性ソリューションに対する引き合いが直近3四半期において前年同期比で30%以上の増加を示しているという市場の強い勢いを反映したものとなっています。
リバーベッドが2021年に実施した調査「ハイブリッド・ワーク・グローバル・サーベイ(Hybrid Work Global Survey)」( https://www.riverbed.com/solutions/hybrid-work-global-survey-2021 )によれば、企業の意思決定者の75%が、自社ではテクノロジーインフラストラクチャから生成されるデータから実用的なインサイトを収集するのに苦労していると答えています。さらに、性能とユーザーエクスペリエンスを管理する際、IT部門は今もサイロ化されたツール群に依存しており、コンテクストあるいは実用的なインサイトをほとんど提供しない、膨大な量の全く異なるデータとアラートに圧倒されています。
Alluvio by Riverbedについて 業界のこのような課題に対処するために、リバーベッドは昨年、研究開発を包括的かつ集約的で使いやすい統一された可観測性に関するテクノロジーと独自のアプローチに集中させ、投資を行ってきました。Alluvio by Riverbedは、統一された可観測性のソフトウェアポートフォリオであり、IT部門に統一されたビューを提供することで、膨大な複雑さに対処できるようにし、デジタルエコシステム全体を通してデータを実用的なインサイトへと変換することに加え、自動的な自己修復もできるように開発されました。これにより組織は、社員の体験(EX)と顧客の体験(CX)の両方でエンタープライズのパフォーマンスを向上させ、シームレスなデジタルエクスペリエンスを提供できるようになります。
Alluvio by Riverbedポートフォリオには、リバーベッドの業界をリードする可視化ツールが含まれています。これらのツールにはネットワークパフォーマンス管理(NPM)、ITインフラストラクチャ監視(ITIM)デジタルエクスペリエンス管理(DEM)などがあり、DEMはアプリケーション性能管理(APM)とエンドユーザーエクスペリエンス監視(EUEM)をカバーしています。これらは既に提供されており、世界中で数千の組織が使用しています。
Alaska USA Federal Credit UnionのIMオペレーション担当SVPである、ダグ・ホーナー(Doug Horner)氏は、次のように述べています。「Alluvio by Riverbedのエンドツーエンドの監視機能と単一の画面にすべてのデータをまとめて表示する機能がとくに役立ちました。Alluvioソリューションにより、安定した、高性能な環境をユーザーに提供できるようになりました。つまり、数十万人の会員が質の高いエクスペリエンスを得られるようになりました。さらに、このSaaSベースの統一された可観測性ソリューションAlluvioのライトハウスカスタマーである当社は、この製品のわかりやすさと、分析機能および自己修復機能も高く評価しています。これらの機能によって、Credit Union全体に流れている膨大なデータに対する優れたインサイトを生み出し、対応が必要な最も重要な問題の識別と、アラートに基づく疲労の抑制が可能になります。当社では、潜在的な問題を修正するための自動化がさらに進むことを期待しています。それによって、IT部門に時間的な余裕が生まれ、ユーザーとメンバーの期待に応えるための継続的な取り組みができるようになるでしょう。」