株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)は、5月9日から、東京都千代田区大手町・丸の内・有楽町エリア(以下 大丸有エリア)にて行われるSDGsアクションを促進する取り組み「大丸有SDGs ACT5」において、昨年度に続き、地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring(R)」を活用した「ACT5メンバーポイントアプリ」を提供します。

1. 背景・経緯
持続可能な社会の実現に向けて、個人や企業などそれぞれの立場での社会課題解決への取り組み推進が重要です。こうした背景を受け、2020年度から、大丸有SDGs ACT5実行委員会※1は、大丸有エリアを起点にSDGs達成に向けた多様な活動を推進する取り組み「大丸有SDGs ACT5※2」を実施しています。
MRIは、2021年度に同実行委員会に参画し、地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring(R)」を活用した「ACT5メンバーポイントアプリ」を通じて、個人の行動変容への影響を検証し、その効果を確認しました。
2022年度の開催にあたっても、引き続き同アプリを提供し、さらなるSDGsアクションを推進します。

リンク:三菱総合研究所、大丸有エリアのSDGsアクション促進実証結果を公表Region Ring(R)を用いたポイントアプリによる行動変容効果を確認 | 三菱総合研究所(MRI)
https://www.mri.co.jp/news/press/20220314.html


2. 「ACT5メンバーポイントアプリ」のサービス概要と特徴
(1)サービス概要
- 実証フィールド:大丸有SDGs ACT5
- 発行ポイント:ACT5メンバーポイント
- ポイント発行主体:大丸有SDGs ACT5実行委員会
- 主な対象者:大丸有エリアのオフィスワーカーおよび来街者
- ポイント付与期間:2022年5月9日(月)~11月30日(水)
(ポイント利用期限は、12月16日(金)を予定)
(上記期間以外も大丸有SDGs ACT5に関するお知らせなどを配信予定)
・ ポイント付与対象のアクション内容・実施店舗等は、ACT5メンバーポイントのWebサイトにて順次公開予定
※コロナウイルス感染症の拡大状況により、アクション実施予定等が変更となる場合があります

- 参加方法:スマートフォンアプリ「ACT5メンバーポイントアプリ」をダウンロードし、登録して参加。アプリのダウンロードサイト(https://mb.act-5.jp/)は右のQRコードから遷移できます。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
・アプリ提供開始予定日:2022年4月27日(水)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257622&id=bodyimage1

(2)特徴
ACT5メンバーポイントアプリを活用することで、SDGsアクションへの積極的な参加を促し、エリア内でのSDGs循環を生成・促進します。今年度は、参加のきっかけとなりえる歩数機能を「チャリティウォーキング」としてリニューアルし、1日8000歩を達成して獲得したポイントと同数のポイントをSDGsに取り組む団体へ寄付するアクションとしました。また、積極的にアクションに参加するユーザーを基軸に、ユーザー拡大を図るため、新たにお友達紹介機能を追加しました。
ACT5メンバーポイントアプリの主な機能は以下のとおりです。
【主な機能】
- ポイントの取得・利用・ユーザー間譲渡(いずれもQRコードを利用)
- お知らせ配信(イベント情報やおすすめ情報、ナッジ※3メッセージなどの発信などに活用)
- お友達紹介機能【追加】
- SDGs ACT5ランク(各テーマへの参加状況によってランク付け)、スタンプラリー、ユーザーの活動状況(ユーザー登録状況やポイント流通量などを表示)
- 歩数機能(スマートフォンの健康アプリと連携、毎日一定歩数達成でポイント獲得など)

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257622&id=bodyimage2

出所:大丸有SDGs ACT5実行委員会作成


3. 今後の予定
MRIは、インセンティブの提供による個人の行動への影響を検証しながら、より効果的な行動変容のためのノウハウ・手法を蓄積します。
それらにもとづく、さまざまな地域への地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring(R)」の実装を通じて、SDGsアクションを促進し、一人ひとりの意識変革を図っていくとともに、持続可能な社会実現を目指します。あわせて、社会全体のウェルビーイング向上や、さまざまな地域課題を統合的に解決するため、自治体、デペロッパー、鉄道・電力・通信など多様な事業者との連携・実装を進めます。


※1:大丸有SDGs ACT5実行委員会とは、2020年5月に発足した大丸有エリアに拠点を置く企業で構成される「大丸有SDGs ACT5」の運営組織。MRIは2021年5月から実行委員会メンバーとして参画し、「ACT5メンバーポイントアプリ」を提供。

※2:大丸有SDGs ACT5とは、大丸有エリア全体でSDGs活動の推進を図ることを目的に、国連が掲げる17のSDGsの中から、五つの重点テーマを設定、約7カ月間に渡ってさまざまなSDGsアクションを展開する取り組み。重点テーマは、「サステナブルフード」「環境」「WELL-BEING」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の五つ。大丸有SDGs ACT5 公式サイト (https://act-5.jp/)。

※3:ナッジ(nudge)とは、行動経済学の知見にもとづき、人々が自分自身や社会にとって望ましい行動を自発的に選択しやすくするための手法

本件に関するお問い合わせ先
株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号

【内容に関するお問い合わせ】
イノベーション・サービス開発本部 地域DX事業部 早川玲理、岡田雅美
メール:regionring@ml.mri.co.jp

【報道機関からのお問い合わせ】
広報部
電話:03-6705-6000  メール:media@mri.co.jp



配信元企業:株式会社三菱総合研究所
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情報提供元: Dream News
記事名:「 SDGs推進ポイントアプリを「大丸有SDGs ACT5」へ昨年度に続いて提供 地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring(R)」を機能強化