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医師への直談判、薬剤師会運営の薬局設立、若手薬剤師の育成……
医薬分業を世に広めるために分業率0.5%の時代から取り組み、
薬剤師の職に人生を懸けた男の50年の軌跡
医薬分業は患者のためにもこれからの医療業界のためにも成し遂げなければならない――。
1972年に家業であるマエノ薬局に入社した著者は、患者が安全に薬を使用するために医薬分業の必要性を強く感じていました。
しかし、当時の医薬分業率は全国でもわずか0.5%であり、赤羽西地区に至っては0%でした。そこで著者は赤羽西地区の医院を1軒ずつ訪問し、医薬分業を広げる活動を開始します。その後、診療報酬の改定による処方箋料の引き上げが追い風となり、4年後には赤羽地区100%分業をほぼ達成することができました。これがきっかけとなりマエノ薬局は処方箋薬局として業績を拡大。
今では東京都内に13店舗、埼玉県に2店舗を構えるまでに成長しました。
本書は、著者が50年以上「医薬分業」へ奔走したストーリーを描き、薬局・薬剤師が果たすべき役割とは何かを問いかける一冊です。
【書籍情報】
書 名:『「医薬分業」への挑戦 86年続く調剤薬局奮闘記』
著 者:前納秀夫(マエノ・ヒデオ)
発売日:2022年5月6日
定 価:1500円(税込価格1650円)
体 裁:四六版・並製 168ページ
ISBN :978-4-344-92959-3
【目次】
第1章 天命――医薬分業を通して医療に貢献する
第2章 真価――そもそも、なぜ医薬分業が必要なのか
第3章 奮闘――医師と薬剤師が専門性を発揮する、医薬分業を広めるために
第4章 信念――「最大」よりも「最良」のかかりつけ薬局を目指して
第5章 未来――これからの薬局、薬剤師に求められること
【著者プロフィール】
前納秀夫(まえのひでお)
1945 年、東京都生まれ。
千葉大学工学部に進学するも家業を継ぐことを決意し、学士入学で薬学部へ入学。薬学部の恩師から漢方を学ぶ。また、千葉大の東洋医学研究会などでも研鑽を積んだ。1972 年、実家のマエノ薬局に入社、漢方薬を中心とした相談薬局の特色を打ち出す。1974年、医薬分業の普及活動を開始。東京・赤羽からスタートした活動は現在、全国的な取り組みとして広がっている。マエノ薬局グループは、赤羽を中心に都内・埼玉に14店舗を展開中。「処方箋調剤」「セルフメディケーション」「在宅・介護業務」を3つの柱として、地元密着型の経営を追求している。
2016 年 旭日双光章受章
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257493&id=bodyimage1】
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