今回の公演でFORESTは、King Crimsonの名曲「21st Century Schizoid Man(21世紀のスキッツォイド・マン)」をカバー。リズムが複雑で、世界的にも難曲と言われているこの楽曲を、17歳のドラマー片山晴翔を含むFORESTのメンバーは、高いテクニックを駆使し息のあった完璧な演奏で、会場を圧倒した。さらにFORESTステージ最後の曲「Luna」では、和太鼓グループ彩-sai-から葛西啓之が参加。太古の響を思わせる深い太鼓の音色と、古代の巫女の様なヴィオリカ・ロゾブの歌声、箏、尺八、エレキギター、ベース、ドラム、キーボードが奏でる多様な音色とリズムが絡み合い、壮大な世界が繰り広げられた。