株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『予防弱者 知らぬ間に不健康に陥る日本人』(金子 泰英 著)を2021年11月24日に発売いたします。

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医療技術の進歩がめざましい今、欧米を中心とした先進国では「予防医学」が着目されるようになっています。日本でも予防治療の第一歩となるような先進的な検査が導入され始めていますが、そのほとんどが自由診療であるため、広く認知されるには至っていません。
日本は、世界のなかでも医療先進国といわれているのに予防医学の浸透が遅れている――日本人の多くは「予防弱者」だといえるのです。
(「はじめに」より一部抜粋)

予防医学とは簡単にいえば「病気にかからないように予防する」という考え方です。特に、公的な保険制度がないアメリカでは、病気にかかってから治療すると医療費が高額になるという事情もあり、国民一人ひとりの「病気になる前に予防する」という意識が高くなっています。
一方で日本は、世界有数の医療先進国でありながら予防医学の浸透が遅れています。アメリカと異なり、国民皆保険制度があるため、病気になっても比較的安い費用で病院に頼ることができるので、自分で病気を未然に防ぐという意識が薄くなるのです。
このまま多くの日本人が「予防弱者」でいた場合、医療費の高騰、高齢者の増加による病床の不足、医師不足による医療難民の増加など、さまざまな医療問題に直面することが予想されます。
本書では、日本の医療制度が抱える問題点を明らかにし、国民の多くが「予防弱者」であることに警鐘を鳴らします。また、病気にならないために日本の医療制度とどう付き合っていけばよいのかも紹介します。

【書籍情報】
書 名:『予防弱者 知らぬ間に不健康に陥る日本人』
著 者:金子 泰英(カネコ ヤスヒデ)
発売日:2021年11月24日
定 価:900円(税込価格 990円)
体 裁:新書/158ページ
ISBN :978-4-344-93691-1

【目次】
第一章 「病気になったら治す」では手遅れ……
    知らぬ間に健康が損なわれていく“予防弱者”たち
第二章 多くの国民が知らない保険診療の限界
    疾病予防のカギは自由診療が握る
第三章 突然の病魔に侵される前に――
   「医科歯科連携」を行う医院が、病気の早期発見を可能にする
第四章 一人の医師の診断だけでは不十分
   「セカンドオピニオンの活用」が真の予防につながる
第五章 長く健康に生きるために――
    ヘルスリテラシーを高め、“予防弱者”から脱却せよ

【著者プロフィール】
金子泰英
医療法人KANEKO DENTAL OFFICE理事長/院長
1971年栃木県生まれ。1995年に日本大学歯学部を卒業し、3年後ニKANEKO DENTALOFFICEを開業。2015年に宇都宮に移転すると同時に法人化。アメリカ、スウェーデン、ドイツなどで歯科治療の研鑽を積み、保険診療が当たり前になっている日本の医療制度に疑問を感じた。より高度な治療をするためには自由診療での治療が必須だと考え、現在は完全自由診療で歯科治療に従事している。また、5年前からはカンボジアでボランティア活動を行っており、予防医療の重要性を再認識するに至る。前著に『あなたの歯のかみあわせのコンプレックスを幸せにかえてみませんか?』(海苑社)がある。



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情報提供元: Dream News
記事名:「 「病気になったら治す」では気づかぬうちに病魔が進行していることも……病気は「治す」時代から「予防する」時代へ 『予防弱者 知らぬ間に不健康に陥る日本人』2021年11月24日発売!