SmartCSは2019年4月にネットワークやIT運用の自動化をサポートする機能として、Red Hat Ansible Automation Platformに対応しました。また、2021年4月には、Ansible Collectionsの仕組みに対応しseiko.smartcs というNameSpace(名前空間)でAnsible Galaxy*3を通じて世界中のユーザーにモジュールを提供できるようにするなど、Ansibleのバージョンアップ、および機能拡張に都度追従してきました。これらの取り組みにより、SmartCSの利用は拡大しています。
今回、セイコーソリューションズがRed Hat Ansible Automation Platformの認定パートナーとなったことにより、SmartCS用のAnsibleモジュールについて有効なサポート契約を結んでいるお客さまは、レッドハット社とセイコーソリューションズ、両社からのサポート提供を受けることが可能となります。SmartCSのコンソールアクセス機能を使い、IPリーチできていない状態の運用自動化の対応やその構築について、より安心して導入が可能となります。
セイコーソリューションズは今後も、SmartCSにおけるRed Hat Ansible Automation Platformの最新バージョンへの対応をはじめ、ユーザー要望による機能追加や機能拡張を進め、緊急時のオペレーション手段だけではなく運用自動化を推進できる製品として、より一層の強化を図ることによりお客さまのネットワーク運用を強力に支援していきます。
今回の発表にあたり、レッドハット株式会社より以下のエンドースメントをいただいています。
この度、セイコーソリューションズ様が国内初、Red Hat Ansible Automation Platformの認定パートナーとして登録されたことを大変嬉しく思います。これにより、レッドハットのサポート担当が直接SmartCS用のAnsibleモジュールへの問い合わせに対応、支援することができ、より安心してご利用いただくことが可能となります。コロナ禍によるリモートワークの推進やさらなるIT運用の効率化が求められる中、自動化はお客様が注目するテーマであり、ネットワーク機器の自動化への取り組みが加速することを期待しています。